カテゴリ
最新のトラックバック
その他のジャンル
記事ランキング
以前の記事
2017年 12月 2016年 02月 2015年 07月 2015年 01月 2014年 11月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 05月 2013年 07月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 10月 2012年 07月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 04月 2011年 01月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 ファン
画像一覧
|
再チャレンジ支援は、為政者と行政の立場を思えば、一見、合理的な政策に思えるが、表面的な支援策に果たして実効があるのだろうか?実効の乏しい「お役所仕事」を増やすばかりで、野党をはじめ口の悪い批判好きな評論家から集中砲火を浴びることになるのではないだろうか?
そもそも、再チャレンジの支援策を議論する前に、労働に対して失望感を抱いている私を含めた大多数の平凡な日本人の心について、深い掘り下げが必要だと思う。 というのも、日本人は失敗や敗北に対する責任の取り方に「切腹の作法」が染み付いているからだ。日本人には「過ちを許す」という感性が無いのだ。そして、日本人の心の中には「持ちつ持たれつ、もたれ合い」や「お上意識」といった、自律というより他律的な「甘え」の精神が根深くあるはずだ。 だから、「再チャレンジ」と言われたら、私をはじめ依存心の強い平凡で甘ったれた日本人は、単なる依存としての救済策を期待する。こういう日本人にとって最高点は0点。依存心の強い人は餓鬼道を彷徨う亡者だ。いかなる支援策を享受しようが不満と批判こそあれ、決して為政者に感謝することは無いだろう。だから、安倍さんが再チャレンジ支援策に力を入れても、批判を浴びるリスクこそあれ、集票には結びつかないと思う。 かくして、依存心の強い平凡な日本人に「許し」を与えれば、際限なく堕落するはずだ。その行く末は、生活保護の実態を見れば明らかだ。すなわち、「支援の要らない人」が支援を利用したり、その反動で「支援を要する人」が行政から支援を受けられない事態を招くだけだと思う。 こんな日本人のモラルを維持させるためには、徹底的なプライバシーの透明化と相互監視しかない。かつて、国全体が貧しく、ムラ社会で、日本家屋の長屋に住み、隣近所やムラ、家族、親類縁者で支え合って共同生活して来た平凡な日本人の多くは、否が応でも共同作業をしないと全員の生活が成り立たなかった。そして、常に自分を知る誰かに自身の行動が見られていて、「恥」をかきたくないから、辛うじてモラルを維持していたのだ。 そして、日本人は無宗教で精神を律する躾や道徳教育の下地が無いから、私を含む大多数の平凡な日本人は自律的にモラルを維持できないのだ。「赤信号、みんなで渡れば恐くない」というジョークが端的に物語っている。 家族がそれぞれ家で一人部屋に住み、核家族化して親類縁者やムラ社会の拘束から解放され、都市化とネットの普及で匿名性が進み、そして個人情報の流出に伴う被害と個人情報保護法の施行で個人情報の過剰な保護意識が広まっている中で、さらに「許し」の概念を与えてしまえば、この先、日本人は「やりたい放題」になるだろう。 例えば、最初から返す気の無いカネを欲しいだけ借り、計画倒産のように破産しても支援策を受けて復活し、そして懲りずに返す気の無いカネを借りる・・・という行為を平気で繰り返す輩が続出するだろう。パチンコ好きで労働意欲の乏しい人をはじめ、個人保証を要する中小企業経営者や自営業、起業家の中に、そういう確信犯が続出する。何しろ義務教育を「国が行う義務」と都合よく勘違いして、小中学校の給食費を平気で踏み倒し続ける親が全国で続出しているのだ。見られてなくて、誰もがやっていれば平気でゴネ得をしようとするのが今どきの日本人なのだ。食糧援助を受けても餓死する人の口には届かず、指導者の賄いと軍備に転用される北朝鮮には金正日が一人しかいないが、日本の中には金正日と同じ性根の人間が少なくとも何千万人もいるのだ。 支援策を語るなら、このような日本人の本質を踏まえないと何をやっても上滑りするはずだ。本当にチャレンジ精神が旺盛で、起業して成功できるような気力・体力・知力・胆力に恵まれた人は、今の世の規制や資金調達、人的ネットワークなど様々なハードルを乗り越えて、何だかんだ言って成功するはずだ。逆に言えば、この程度の障害も越えられない人が支援策を受けて起業したところで、どのみち失敗するのではないか? それから、様々な状況から就職できない人がいる。私も今の職場を失ったら間違いなく就職できないだろうし、仮に職にありつけたとしても、少なくとも現状と同じ処遇で新たな仕事を得ることは絶対に無いと思う。だから、必死で仕事にしがみついて生きている。しかし、これは自業自得だ。私に腕一本で高い給料をとれるだけの能力が無いからだ。 安倍官房長官が、経団連に再チャレンジできるような採用の多様化を申し入れて、経団連が総論を同感としても、所詮、現実の企業は慈善事業をやっているわけじゃなく、「使えないヤツ」を抱え込みたくないのは当然だ。各論になれば、実力のある大企業が平凡な人材を他の社員と同じ処遇で中途採用するはずがない。大した能力でもない人を既存の社員と同じ処遇で採用すれば、社員の士気が低下するのは明らかだからだ。雇用支援をいくら議論したところで、民間の採用には現実がある。要は、突き抜けた能力を持つ人材が、企業側の求める人材像とマッチしない限り、ダメなものはダメなのだ。 このように考えてしまう私を叱咤する人がいるだろう。だが、誰もがイチローや松井秀、中田英にはなれないし、年収何千万、何億を稼ぐファンドマネージャーになれるわけじゃない。ノーベル賞をとれるような研究者にはなれないし、会社が急成長するヒット作を発明する技術者になれるとも思えない。こういう夢を本当に持てる人にとって、支援策があるに越したことは無いが、本質的には関係ないと思う。実現の障害や支援の欠如をウジウジ言う人は、既に負け犬なのだ。成功するほどの意気込みと能力がある人は、支援の有無に関わらず勝手にバリバリやるから、支援策は必要条件にならない。負け犬の救済策を本音とする支援策なら税金の無駄遣いになるから財務官僚がウンとは言わず、政治的に押し切ったところで事実上は運用不可能な制約が付帯されるだろう。 結局、再チャレンジ支援策の耳心地がいくら良かろうが、議論の根本を押さえていない空論だ。フタを開ければ現実はどの立場にとっても、「余計なお世話」になるはずだ。 じゃあ、どうすればいいのか?今さら江戸時代みたいな長屋に住んで、コテコテのムラ社会に戻れるというのか?絶対に有り得ないだろう。お先真っ暗だ。与党の政治家と官僚は大変だ。口が裂けても「日本の将来は絶望で、成り行きに委ねるしかない。」などと言えないからだ。ウソでも何か言ってその場をしのがないといけない。その点、野党は気楽だ。批判するだけで生活できる。何事も当事者意識を持たずに批判するだけで食って行ける立場が一番ラクだ。 目先の欧米的な個人主義の快適さに憧れて、文明開化以来、特に戦後の米国文化に憧れた挙句、「宗教的な精神的自律の無い」個人主義という「パンドラの箱」を開けてしまった以上、今さら何をやっても無駄だ。あとは「希望」を信じて成り行きに委ねるしかない。堕ちる所までトコトン堕ちれば、自然の成り行きで落ち着くべき事態に落ち着くと思う。結果的に日本が滅ぶのかも知れないし、そこまで行かないにせよ国外脱出しないと生きられないほど危険な国になってしまうかも知れないが、せめて私の身の回りの者だけでも安堵させられるように、今から頑張るしかない。 再挑戦支援で協力要請 安倍氏が経団連と会談 [ 07月31日 08時29分 ] 共同通信 安倍晋三官房長官は31日午前、首相官邸で日本経団連の御手洗冨士夫会長ら幹部と会談した。失業や倒産などからの「再チャレンジ支援策」で協力を要請。自民党総裁選で先行する安倍氏にとって、財界とのパイプを一層強化する狙いもありそうだ。 政府の再チャレンジ支援策では、希望の職に就けないまま30代に達した「年長フリーター」や、育児が一段落した女性への就職機会の拡大を提唱。パート労働者への厚生年金の適用拡大も打ち出しており、経済界の理解と協力が不可欠と判断した。 経団連側にとって後継首相の有力候補である安倍氏の改革や経済運営に対する考えを探る機会となった。安倍氏は8月5日に関西経済連合会幹部とも大阪市で会談する予定。 ■
[PR]
▲
by negative_opinion
| 2006-07-31 13:22
| 政治・経済
「自分勝手な人ばかりの世の中。」と題して以前にも書いたが、事件が起きるたびに改めて思う。
秋田の娘と男児殺害の畠山容疑者、長野連続放火の「くまぇり」こと平田容疑者、それから、奈良放火事件の「少年の親」には、「自分しか愛せない大人」の姿を感じる。堀江被告もそうだし、村上被告もそうだ。最近、話題の事件に共通する人物像である気がしてならない。 身勝手な自己顕示欲、自分の都合の押しつけ、自分の行為によって他人が被る悪影響や被害に対する配慮の欠落…。社会生活を成立させるために、誰もが持つべき節操を制御できない人が、平気で齢を重ねて社会人や親になっている。 そして、程度の差はあれ「自己愛」を押しつける大人が身の周りで日常化していて、一方で、隣人を愛する感情や行為を「偽善」と片付ける人も多くなった気がする。かつて欧米流の自己主義を都合よく解釈して、「個性」という言い分で周囲に配慮を欠いた自己顕示が横行し始めたのが原点なのかも知れない。欧米の自己主義は、前提にキリストの「隣人を愛せ」という躾があるから成り立つのだと思う。 若い衆がユルい身なりで通行人の都合も考えず地べたに座ってウダウダとマッタリしている街は個性的か?若い衆が、どいつもこいつも同じようなヤツにしか見えないという意味では、極めて没個性的だ。ただ、若い衆が没個性的なのは今に始まったことじゃなくて、昔からそうだ。いつの時代も発展途上の若者は心の中でお互いの姿を気にしながら似たような格好しか出来ないものだ。 結局、ほとんどの人は群れたがる。すなわち、人は居心地の良い何らかのグループに帰属したがるもので、その証を身なりで表現するだけだ。そのグループの中での個性など、傍目には微小な違いで見分けがつかない。2頭のシマウマのシマのパターンの違いなど、個性とは思えない。1頭だけ白地に赤のシマになっているシマウマだったら個性的だが、そんなシマウマは生きて行けない。 それから、目のやり場に困るセクシーな身なりの女性が交通機関の車内で化粧をする様子は、昔なら、まるで出勤途上の売春婦(実際、彼女の中の相当数が援助交際と称した売春をバイト感覚で行って性感染症を撒き散らしている)だ。しかし、本人にとっては、これが颯爽たるカッコ良い個性。男の視線を集める自分の姿は、まるでファンの視線を感じながらスタジオへ向かう売れっ子アイドルの気分だ。売春婦やキャバ嬢など水商売のプロなら自己顕示が営業活動の一つだから仕方ないかも知れないが、少なくとも私にはチープな印象で決してカッコ良いとは思えない。その前に、性の対象として自分をさらけ出すような挑発的な身なりをすることについて、良心の呵責というものは無いのか? 何も、見知らぬ隣人をベタベタに愛して尽くせと言うつもりはない。普通、誰だって我が身が可愛い。私もそうだ。生死に関わる究極の場面で自分自身よりも他の人を優先できるか?…と言えば、せいぜい「血の濃い順」か「配偶者」で、人により一等親の範囲なら自分よりも優先する場合がある程度だろう。 だが、そんな究極の話を持ち出して、「結局は最後は自分が最優先じゃん?所詮、アンタは偽善者だよ。」と指摘するヤツは、安易に楽な方向へ逃げているだけの卑怯者だと思う。 少なくとも自分がイヤだと思うことを他人にしないようにするとか、たとえ見返りが無くても見知らぬ他人に何か自分の行動で貢献できる事を考えるとか、その程度の節操と配慮を、自分の欲求より優先させれば良いだけなのだ。 そんなこと100点満点に出来るヤツなんて、いないと思う。だからと言って、どうせ出来ないから0点で構わない、自分一人やっても世の中変わらないし、やった所で変わらない、と居直るべきでもない、と言いたい。「何点以上の基準が必要?」などという指摘もあるだろうが、そんなもの、クソ食らえだ。永久に辿り着けない100点を目指して一生かけて葛藤するのが人生じゃないのか? 何も大それた事じゃない。日常の小さな出来事の積み重ねだ。逆に、大きなモラルの崩壊は小さな事から雪ダルマ式に膨らんだ結果だと思う。それが今の世の中だ。だからこそ、日頃から他人に対する節操と配慮を本気で常に考えて行動する習慣があれば、冒頭の事件は起きなかったと思う。 環境問題だって、一握りの巨大企業に任せたところで焼け石に水だが、皆が1割、2割でも目先の快適さを我慢してエネルギー消費を抑えるだけで大幅に改善できるし、逆に欲望を抑えずにエネルギー消費を拡大すれば、何をやっても地球温暖化は抑え切れない。 格差社会、エネルギー問題、環境問題、治安の悪化…、何もかも私を含む、「今の自分しか愛せない」人が積み重ねて来た「些細なワガママ」が積み重なった結果なのだ。人間の欲望とは、エントロピーのように増大する一方…というのが現実だろうが、人間の欲望と人類の破滅をバランスさせる基本概念が、「他人への愛情(思いやり)」と、「節操という自制」なのだと思う。 最初の問題に戻ると、問題の本質は本人の節操や配慮の欠如を責めることではない。生まれた時は誰もが裸の赤ん坊だ。その後の「育ち」を責めるのが本質だと言いたい。 例えば、「くまぇり」の父親は娘の行動を何ひとつ把握しておらず、「娘を信じる」と報道関係者に応えていた。私には「無責任な放任」としか思えない。TV報道によれば、中学の文集に自分の不良ぶりを反省というよりも笑いのネタ振りのごとく赤裸々に綴っていたようだが、これを異常に思えない家庭と学校は躾と教育を放棄している証拠だ。TV番組「カミングダウト」で調子に乗って顰蹙を浴びた「あびる優」と同じだ。「くまぇり」を非難するのは簡単だが、私はこの女を躾けた親と学校に対して、最大限の非難をしたい。「原因はお前らだ」と。 飯島愛が数年前、自分の過去を赤裸々に本に綴って、ドラマ化されるほどチヤホヤされたことがあった。それがきっかけになり、今や文化人気取りで女性のオピニオン・リーダーとなっている。 彼女は、ちょっと物事の捉え方が賢く、場の空気を読んで役割を踏まえた突っ込みが鋭いだけだ。今どきは、それも「芸」なのかもしれないが、女優や歌手として秀でた芸があるでもない。セックスの演技も平凡なAV女優に過ぎなかった。自慢の胸も整形だ。そんな女でも一冊の告白本がヒットすれば日頃のキャラと相まって免罪符になり、過去の不良を帳消しにするどころか世間の同情を集め、カッコ良くカワイイ女ともてはやされるわけだ。これは、飯島愛に世間をナメない一面があって、要所勘所を外さない賢さがあるためかも知れないが、やはり奇跡的な綱渡りで、一歩間違えれば「あびる優」だ。 中学当時の「くまぇり」は飯島愛の告白本に感化されてカッコ良いと勘違いしたのではないか?と勘ぐりたくなる。赤信号は、有名人が渡り切ってしまえば青信号だと言えるのか?赤信号は赤信号だ。青になるのを待っている方がバカだと言わんばかりの態度は、世間をナメている。 それよりも、逆に言えば自分の不良ぶりを学校の文集でカミングアウトするような世間をナメた行為が、ニュースにもならないほど日常化しているのだろうから、そこに恐怖感がある。信号があっても誰も信号に従っていない交差点を渡るようなものだ。 いずれにせよ、世間で「親」、あるいは「大人」、または「先輩」の立場として、誰かに自分の「背中」を見せている限り、私も含めて全員に関わる問題なのだと考える。 <長野連続放火>逮捕の女が不審火写真を地元紙に投稿 [ 07月11日 20時26分 ] 放火容疑で逮捕された長野県諏訪市湖南、飲食店手伝い、平田恵里香容疑者(20)が、今年4月17日未明に起きた不審火を撮影し、地元紙に掲載されていたことが分かった。平田容疑者の自宅近くで資材置き場が炎上する様子を、携帯電話のカメラで撮影したとみられ、「近くの住民撮影」として信濃毎日新聞の同17日夕刊、18日朝刊(統合版)に掲載された。 平田容疑者のホームページの日記には「近くで火事があり大騒ぎでした。夜中サイレンの音で飛び起きました。ほんとに近くでビックリしたよ」などと書かれ、ページ内の掲示板には「火事の写メ撮ったら今日の信濃毎日新聞に載ったよ」「たまたまあの時写メとったんだ」などと書かれていた。 同社によると、火災現場を取材した記者が、同容疑者が撮影していたことを知り、提供を受けたという。同社総務部は「通常の取材活動であり、特にコメントはない」と話した。【江連能弘】 <奈良放火>高1長男を放火と殺人非行で、奈良家裁送致 [ 07月12日 23時47分 ] 奈良県田原本町の医師(47)方で母子3人が死亡した放火殺人事件で、奈良地検は12日、高1の長男(16)を現住建造物等放火と殺人の非行事実で、奈良家裁に送致した。「取り調べなどで一度も涙を見せず、反省の情に乏しい。公の場で事件を明らかにし、反省させる必要がある」として「刑事処分相当」の意見書を付けた。奈良家裁は同日、2週間の観護措置を決定、奈良少年鑑別所に長男の身柄を送った。 送致書などによると、長男は6月20日午前5時ごろ、自宅1階の台所などの床にサラダ油をまき、ガスコンロでタオルに火をつけ、階段下にあったビニール袋などが入った布袋に落とした。さらに近くにあった封筒や紙くずを燃やしてから逃走し、3人を一酸化炭素中毒死させた。 地検は、殺意について「2階に3人が寝ているのを知りながら、唯一の逃げ道の階段に火をつけた。3人が死ぬのは分かっており、確定的殺意に近い」と判断した。 長男は6月初旬、中間テストの英語の結果が悪かったことから、成績に厳しかった父親を殺害することを決意。放火する数日前の深夜、父親を殺そうとバットを持って寝室に向かったが、父親がトイレに立ったため、断念した。家族全員がいた犯行前日の同月19日未明にも、放火を決意。「寝過ごして明るくなったので、ばれると思った」と供述している。 また、長男は「嫌な思い出しかない家をこの世から消し去りたかった」「家が灰になってすっきりした。勉強を強制される生活から逃れられた」と言っているという。 弁護士は12日、寛大な措置を願う嘆願書が約2000通集まったことを明らかにし、「家裁の審判手続き中に提出する」と話した。また、保護処分を求めるとした。 家裁の観護措置は最長8週間。この間に家裁が、少年院送致などの保護処分か、刑事処分相当の検察官送致(逆送)かを決める。【高瀬浩平、花沢茂人、石田奈津子】 ■
[PR]
▲
by negative_opinion
| 2006-07-17 11:44
| 社会
北朝鮮の一般人民が拉致ったりミサイル撃ったり核開発したのか?そりゃ、金正日の手下として工作員や関連組織の立場になって、日本でナメた事をしている北朝鮮の人が少なからずいるだろう。
しかし、北朝鮮の人を十把一絡げにして、しかも弱者と思われる学生を狙う卑怯をするから、話がますますこじれるのではないか?関係ない人を巻き込むから、北朝鮮にツケ込まれてワケの解らない言いがかりをつけられて、泥仕合に持ち込まれるのだろう? 日本人として、本気で北朝鮮の脅威を排除したければ、国民が一枚岩となってワキの甘いことをするなと言いたい。報道のような行為をした人が本当に日本人であるなら、余計な事をして引っ掻き回す連中こそ、北朝鮮の工作員よりも始末の悪い国辱者だ。 実は北朝鮮の工作員による自作自演じゃないのか?だとすれば、酷い自虐ギャグだ。 <北朝鮮ミサイル>全国の朝鮮学校に嫌がらせ113件 [ 07月14日 21時24分 ] 北朝鮮がミサイル発射して以降、全国の朝鮮学校に嫌がらせの電話などが相次いでおり、在日本朝鮮人教職員同盟は14日現在、113件に上ると発表した。同日会見した同盟の具大石(クデソク)委員長は「全国的に起きており、入学間もない初級部1年生まで被害に遭っている。明らかな人権侵害だ」と話している。 まとめによると、脅迫電話や無言電話、中傷メールなどが目立ち、ミサイルが発射された5日以降は、以前の10倍以上になっている。また、大阪府の生野朝鮮初級学校1年の男子が6日に通学路で男にほおを殴られたり、愛知朝鮮中高級学校で7日、中級部2年の男子生徒が男にあごを殴られたりした計3件については、警察に被害届を出した。 同盟はまた、万景峰(マンギョンボン)号の入港禁止措置で、全国11の高級学校のうち東京や神戸など4校で北朝鮮への修学旅行が実施できない状態になっていることも明らかにした。【工藤哲】 ■
[PR]
▲
by negative_opinion
| 2006-07-16 23:36
取調べの刑事さんは、物凄く頑張ったと思う。裏付け捜査で供述の嘘を突きながら、真綿で絞めるように容疑者を攻め込んで、着実に真相に近づきつつある印象だ。娘殺しを容疑者に結び付けられないように、容疑者と娘が一緒にいたことを目撃していた豪憲君を口封じするために殺した、と思わせる報道もある。
【追記】 16日未明の報道で、「突き落とした」と供述。やっぱりそうじゃん…という感じだ。 【追記】 18日の報道で、今日にも殺人容疑で再逮捕とのこと。 【追記】 18日の報道で、「イライラしてやった」「豪憲君も殺されれば、自分が被害者(娘)の母でいられると考えた」との供述。極めて身勝手で幼稚なカモフラージュに巻き込まれた豪憲君と家族の心情を思うと怒りが込み上げる。これが連続殺人の動機なら、身勝手さと計画性、人数、社会的影響の全ての要件を満たして死刑に出来るのではないか? この女の行動は複雑で理解に苦しむが、要は、「自分のことしか愛せない」だけだ。自分の生理的な欲望と欲求、気分を抑える知性がなく、せいぜい方便として「悲劇のヒロイン」を演じて世間の同情を集めることしか思いつかなかったのだ。そして、この女は余りにバカで幼稚で論理的に考えて行動する知力が無いから、供述のシナリオに一貫性が無く、気分に身を委ねて支離滅裂な行動をとるのだ。個人的な勘しか根拠がなく申し訳ないが、この女の人相と身なりには、それを確信させるオーラがある。 死にたくないが、万事だらしない。 醜く太って糖尿病やメタボリックシンドロームになっているのに、口では痩せたいと言いながら、食欲のまま節操なくダラダラ食べ続ける人みたいなものだ。 健全な目的のために目標をたてて節操を守り、様々な欲求を制しながら建設的に生きるべきだが、そういう気力も知力も無い。 この女は、自分の境遇を「私は何て可哀相な女なんだろう…。悲劇の被害者であれば、皆がちやほやしてくれて、優しくしてくれる。そういう女を自作自演してやろう…。」と考えたのだ。容疑者の心模様を、このように想像すれば、話の収まりが良い。 憶測だけで言わせてもらうが、この女はトラウマを抱えた「愛の欠落者」だ。人格形成の過程で「思いやり」の気持ちなど、親子や隣人に対する基本的な愛情が身につけられなかったと思う。それは、例えば親から無責任な放任を受けたり、親の基本的なスキンシップの欠如など、親に愛された経験が乏しかったのではないか。あるいは幼少の頃、子が親へ甘える気持ちに親が応えず、容疑者の親など周囲の者が何らかのトラウマを与えたのかも知れない。 そして、人並み以上に自己主張が強く、愛情に飢えていながら、親からも社会的にも裏切られ続けたトラウマがあるのではないだろうか。学校等でイジメに遭っていたのなら、うなづける。 親や身近にいる家族から愛されていない子供は、落ち着きが無い。そういう不安定な子供はイジメられやすい。もしくはイジメる側の中心になるハズだ。両極端になると思う。 その結果として、自分のことしか愛せない、極めて偏狭で屈折した、自己中心的な人格になったのだ。この女の心は「愛のブラックホール」だ。自分の目先の物的あるいは生理的な満足にしか感心が持てず、他人の関心と愛情を求めるばかりで、自分以外の人へ向けて、絶対に愛を与えられない人格になってしまったのだ。 スキンシップに飢えて、自分を認めてくれて、チヤホヤしてくれる事に飢えるから、男に飢える。「心の隙間を体で埋める」わけだ。この女にとって「愛」は単に性欲を満たすための動物的なセックスなのだろう。女性が「誰とでもセックスします。」とセックスを解放すれば、人並みの容姿なら相手には事欠かないだろう。そういう女を、男は性欲処理の相手としか見ない。もちろん、セックスに至るまでは何だかんだと甘い言葉を囁くかも知れない。だが、飽きるまでセックスをした後は、お払い箱だ。一方、女は心の均衡をとるために、男を次々と乗り換える。まるで愛情という「蜃気楼」を求めて彷徨うセックス中毒者だ。 それから、この女を少し前に流行った表現で言えば「サボテン女」だ。 ペットショップで見かけた子犬をカワイイと見初めて衝動買いするような感覚で、子供を産んだのではないか。飽きるまでは、子犬の世話をする自分の甲斐甲斐しい姿を可愛い女と自己陶酔するが、やがてマイブームが去って飽きてしまえば、自ずと世話が手薄になる。やがてそれすらウザくなれば捨てイヌにする。愛を与える人格が基本的に無いから、自分以外の面倒は見られないのだ。この女が娘の面倒を見たとすれば、それは娘に対する母の愛情ではなく、母を演じている自分自身への愛情だ。あくまでペットや子供の面倒を見ている自分をカワイイと思えるかどうか…ということが、この女の考え方だ。 そうであれば、飽きたイヌを捨てるのと同じ感覚で、自分の娘を川に捨てたのではないか? 【追記】 16日の報道で、「疎ましかった」と供述したそうだから確信できる。 【追記】 17日未明の記事によると「彩香に対して愛情はなかった」という供述も報道された。やはり、この女は自分のことしか愛せない人間なのだ。 さらに、娘を不慮の事故で失った悲劇の母を演じて、周囲の関心や同情を集めたかったのではないか?悲劇の母を演じて周囲の親切心が集まるほど、さぞ自己陶酔したことだろう。 【追記】 論理的には意味不明だが、単なる目先の混乱を狙ったカモフラージュとして悲劇の母を演じていた可能性もありそうだ。この女に理性のかけらもないほど知的水準が低ければ、カモフラージュ説だと思う。 しかし、警察は自分を娘殺しの犯人として捕まえてくれなかった。 「鬼ごっこ」で物陰に隠れていたら、最初のうちは皆が自分をワイワイ探していたが、やがて日が暮れて皆が帰ってしまった・・・、みたいなものだ。寂しさを感じたのではないか?かくして、「私はここよ!」というアピールが、豪憲君殺害の心理的背景にあったと思う。ただ、そこには「自分は被害者の母という被害者である」という主張と一貫性が無い。 だが、冒頭に述べた通り、ひたすら「悲劇のヒロイン」として世間の同情を集めたい一心で、ただ、この女が余りにバカで幼稚で論理的に行動する知力が無いから、支離滅裂な行動をとるのだと思えば納得できる。 歪んだ人格が人生観を破滅させて、もはや建設的な人生を歩む感覚を失っているのだ。誰からも愛されず、自己破産して寂しく死んで行くなら、世間を騒がせながら、騒ぎをめいいっぱい引っ張って、世間の注目を集め、少しでも同情を求めながら死刑にされた方が、この女にとってはマシなのだ。 そうは言っても、この女は死にたくないだろうから、計画性が無く衝動的だったことを強調するだろうし、娘殺しに対しては、あくまで事故だと主張して殺意を否定するだろう。可哀相な女を演じて世間の同情を集めようとして、情状酌量を狙うだろう。最近話題になった事件の判例を思えば、たとえ計画性があったと認定されても死刑になるのは困難な気がする。一方、本人は本音の部分で将来に向けて建設的に生きる気持ちが無いから、無期懲役にされるのが丁度良いと思っているのではないか?容疑者が反省の弁を述べるとすれば、情状酌量を狙った方便だ。 【追記】 この女が敢えて無期懲役を狙うのであれば、取り調べる側から「死刑にはならない、無期で済む。」と言われたら、何でも自白するかも知れない。この女にとって、今後もっとも気楽な人生は社会復帰よりも永遠に懲役に服す事なのだ。 それよりも怖いのは、この女と同じような人格の大人が、世間で増殖している実感だ。さらに、この女が受けて来た仕打ちを、そこらじゅうの親が自分の子供にしていることだ。かくして、この女と同じような人格の大人が、今後、加速度的に増える。ゾンビみたいだ。いずれ、この女みたいな人格の方が大多数の「普通の人」、という世の中になるのかも知れない。 「愛に飢えない子供を育てるために、親として、いかに子へ向き合うか。」 この事件で加害者の女を吊るし上げて片づけるのは簡単だが、問題の本質は、子を持つ全ての親に突きつけられている気がする。 「娘は橋から落ちた」 畠山容疑者、新たに供述 [ 07月14日 11時29分 ] 共同通信 秋田県藤里町の藤里小1年米山豪憲君(7つ)殺害事件で、殺人容疑で逮捕された畠山鈴香容疑者(33)が、調べに対し4月に水死した長女彩香ちゃん=当時(9つ)=について「一緒に川を見に行って、橋から転落した」という趣旨の供述をしていることが14日、分かった。 「動転して助けを求めなかった」などという意味のことも話している。これまでも常識では理解できないことを話したり、供述を何度も変えるなどしていることから、能代署捜査本部は裏付けを慎重に進め、転落の状況などについて畠山容疑者を追及する。 供述によると、畠山容疑者は4月9日夕に、彩香ちゃんが「川に行きたい」などと言ったため、一緒に約2キロ離れた藤琴川に架かる大沢橋に行き、彩香ちゃんが誤って川に落ちたという。 <秋田男児殺害>「娘、川見せる際に欄干から転落」と供述 [ 07月14日 03時00分 ] [ 毎日新聞 ] 秋田県藤里町立藤里小1年、米山豪憲君(7)殺害事件で、殺人容疑で再逮捕された無職、畠山鈴香容疑者(33)が県警能代署捜査本部の調べに対し、4月に水死した長女彩香ちゃん(9)=同小4年=は「一緒に川を見に行った際、橋の欄干から誤って足を滑らせて落ちた」「気が動転して助けは求めなかった」などと供述していることが分かった。捜査本部は彩香ちゃんの失跡当日、畠山容疑者に似た女性と子供が同じ橋の上にいたという目撃情報も把握しており、当時の状況や新たな供述と豪憲君殺害の動機との関連について慎重に調べている。 これまでの調べに対し、畠山容疑者は「彩香は4月9日午後4時ごろ、『人形を見せに行ってくる』と言って自宅を出たまま戻らなかった」と供述していた。 新たな供述によると、同日夕、自宅で彩香ちゃんと2人でサクラマスの描かれた漫画を読んでいた。彩香ちゃんが「見に行きたい」と言ったため、「一緒に見に行こう」と軽乗用車に乗り、自宅から約3キロ離れた藤琴川の大沢橋まで行った。彩香ちゃんは畠山容疑者に支えられ欄干に上り川を見ていたが足を滑らせて転落したという。畠山容疑者は同日午後8時ごろ同署に捜索願を出した。 彩香ちゃんの遺体は翌10日午後1時半ごろ、同橋から約4キロ下流の浅瀬で見つかった。死因は水死だった。捜査本部の調べで、4月9日夕、同橋に畠山容疑者のものとみられる軽乗用車が止まっていたのを複数の人が目撃。女性が橋の上で子供を抱き上げている姿を見た人もいたという。 捜査本部は当初、彩香ちゃんが自宅近くの河原で誤って足を滑らせた事故死との見方を強めていた。しかし、(1)当時、転落現場付近の水量が少なく、遺体が1日で7キロ流れるのは困難(2)彩香ちゃんの頭に軽度の骨折の跡がある――などから、事件に巻き込まれた可能性もあるとみて豪憲君殺害事件と並行して捜査を継続。今月10日、彩香ちゃんに見立てた人形を同橋付近から流し検証した。欄干から川面までは約5メートルで、遺体の傷と矛盾しないか調べている。 畠山容疑者は逮捕前、毎日新聞の取材に「彩香は水を怖がっていたので、川には近付くはずがない。何らかの他人の力が加わっているはず」と話していた。同署の捜査に不満を持ち、彩香ちゃんの死の真相を知りたいとビラを作って周辺の飲食店などに配ってもいた。 畠山容疑者は豪憲君殺害の動機を「子供をさらってどこかへ置いてきたら、(彩香ちゃんの水死について)警察が動いてくれるのではないかと思っていた」と供述している。 捜査本部は、なぜ転落したことを知らせずに捜索願を出したり、再捜査を望んだりしたかなど、畠山容疑者の心理状況についても追及している。 捜査本部は6月、豪憲君殺害事件で死体遺棄容疑で畠山容疑者を逮捕。起訴後、殺人容疑で再逮捕している。 <秋田女児水死>彩香ちゃん不明直前に豪憲君が目撃 [ 07月14日 15時00分 ] [ 毎日新聞 ] 秋田県藤里町立藤里小1年、米山豪憲君(7)殺害事件に関連し、殺人容疑で再逮捕された無職、畠山鈴香容疑者(33)の長女彩香ちゃん(9)が行方不明になる直前、自宅周辺で豪憲君が彩香ちゃんの姿を目撃していたことが、県警能代署捜査本部の調べなどで分かった。畠山容疑者もこの事実を認識していたとみられる。畠山容疑者はその後、彩香ちゃんと2人で川を見に出かけ、「橋の欄干から誤って足を滑らせて落ちた」と供述している。捜査本部は、この目撃が殺害事件の動機につながる可能性もあるとみて追及している。 調べなどによると、彩香ちゃんが行方不明になったのは4月9日夕。畠山容疑者は同日午後3時40分ごろ、自宅から約7キロ離れた能代市内のコンビニエンスストアに彩香ちゃんと2人で訪れ、人気アニメのキャラクター「ピカチュウ」の人形を買った。その後近くのガソリンスタンドで給油し、いったん帰宅した。 この際、2軒隣の豪憲君の自宅前で豪憲君ら数人が遊んでいた。豪憲君は同日午後4時前後に、彩香ちゃんが自宅周辺に1人でいるのを目撃。彩香ちゃんが行方不明になった後、家族や周辺に「彩香ちゃんを見た」と話していたという。 畠山容疑者はこれまで「彩香は午後4時ごろ、『(ピカチュウの人形を)見せに行って来る』と自宅を出たまま戻らなかった」と供述。逮捕前の毎日新聞の取材にも「豪憲君の自宅前に何人か子供がいたので、そこへ行ったんだろうと思っていた」と話していた。 ところが最近になって、サクラマスの描かれた漫画を読んでいて彩香ちゃんが「見に行きたい」と言ったので、約3キロ離れた藤琴川の大沢橋まで行ったと説明。自分が支え、彩香ちゃんは欄干に上って川を見ていたが、足を滑らせて転落したと新たな供述をした。「気が動転して助けは求めなかった」という。 畠山容疑者は逮捕直後、「豪憲君の姿が彩香に似ていて、切なくて苦しくなった」と衝動的に殺害したと供述。その後「子供をさらってどこかへ置いてきたら、(彩香ちゃんの水死について)警察が動いてくれるのではないかと思った」と動機について供述を翻した。 しかし新たな供述で、畠山容疑者が彩香ちゃんの水死にかかわっていた疑いが強まったため、捜査本部は、失跡直前の豪憲君の目撃と殺害動機の関連について慎重に捜査している。 水死の女児、頭を骨折 「転落」の供述裏付ける [ 07月15日 10時31分 ] 共同通信 秋田県藤里町の町立小1年米山豪憲君(7つ)殺害事件で、殺人容疑で逮捕された畠山鈴香容疑者(33)の長女で4月に水死した彩香ちゃん=当時(9つ)=が頭を骨折していたことが15日、分かった。 畠山容疑者はこれまでの調べに対し「娘は一緒に川を見に行って、橋から落ちた」という趣旨の供述をしており、落ちたとされる大沢橋から川の水面までは5メートル以上あることから、能代署捜査本部は供述を裏付ける傷とみて調べている。 捜査本部などによると、頭の骨折はかなり大きな傷で、畠山容疑者が供述を変えたことから、橋から落ちた際にできる傷と矛盾しないか捜査。7月10日に、彩香ちゃんに見立てた人形を大沢橋付近から流した実況見分でも、遺体が見つかった場所付近に流れ着いたことが確認されている。 「疎ましかった」 畠山容疑者が動機を供述 [ 07月16日 19時03分 ] 共同通信 秋田県藤里町の藤里小1年米山豪憲君(7つ)殺害事件で、長女畠山彩香ちゃん=当時(9つ)=を橋から突き落としたことを供述した畠山鈴香容疑者(33)が能代署捜査本部の調べに対し、彩香ちゃんを「疎ましかった」などと供述していることが16日、分かった。 捜査本部は、17日の豪憲君殺害での起訴後、畠山容疑者を同日中にも彩香ちゃん殺人容疑で再逮捕する方針を固めているが、二転三転した供述を裏付ける詰めの捜査のため、再逮捕が18日となる可能性も出ている。今後は、豪憲君殺害につながる経緯など関連も調べる。 捜査本部は畠山容疑者が一人娘である彩香ちゃんの世話が面倒になり、犯行に及んだとみて、親子関係や生い立ちなどを詳しく調べ、裏付けを進めるとともに、さらに詳しい動機を追及する。 <秋田男児殺害>彩香ちゃんの遺体に多数の皮下出血 [ 07月17日 03時03分 ] 秋田県藤里町立藤里小4年、畠山彩香ちゃん(9)が水死した事件で、「橋の上から突き落とした」と殺害を認める供述をしている母親の無職、畠山鈴香容疑者(33)=別の殺人容疑で再逮捕=が、県警能代署捜査本部の調べに「彩香に対して愛情はなかった」「疎ましく思った」という内容の供述をしていることが分かった。また、彩香ちゃんの遺体に多数の皮下出血があることも分かった。秋田地検は17日、同小1年、米山豪憲君(7)を絞殺したとして殺人罪で追起訴する。捜査本部は近く彩香ちゃんを水死させたとして殺人容疑で再逮捕し、詳しい動機などを追及する。 調べでは、畠山容疑者は4月9日夕方から夜にかけて、自宅から約3キロ離れた大沢橋の欄干(高さ約1.15メートル)の上から、彩香ちゃんを約8メートル下の川に突き落とし、殺害した疑いが持たれている。遺体は翌10日午後、同橋から約4キロ下流の浅瀬で水死体で見つかった。 畠山容疑者は今月初め、「彩香は橋の欄干から足を滑らせて転落した」と供述し、さらに数日前に突き落としたことを認めた。動機については「疎ましかった」などと供述しているが、きっかけとなる具体的な出来事はなく、日々の生活の不満が重なったという内容の供述をしているという。 一方遺体の傷は、頭に軽度の骨折がある以外に、多数の皮下出血があることが分かった。滑らかな面に衝突した際にできる出血とみられる。川に流された体が石などに当たってできたとも考えられるが、突き落とされた際にできた可能性もあるため、捜査本部は慎重に鑑定作業を進めている。【百武信幸】 <秋田男児殺害>「娘愛してなかった」食事なし汚れた服 [ 07月17日 03時00分 ] 「ショックが大きくて、流したい涙も出ないほど苦しい」。一人娘の彩香ちゃん(9)を失った悲しみをそう語った畠山鈴香容疑者(33)。ところが彩香ちゃん殺害を認める供述を始め、“悲劇の母”は一転して連続殺人事件に関与した疑いが強くなった。「彩香は水を怖がっていた」と語りながら、なぜ橋から川に娘を突き落としたのか。畠山容疑者は彩香ちゃんに対して「愛情はなかった」「疎ましく思った」という内容の供述をした。「母親失格だった」という近所の住民の声もある。秋田県警能代署捜査本部は、畠山容疑者と彩香ちゃんの母娘関係の実態解明を進めている。【馬場直子】 藤里町立藤里小では、「ハッタ」のあだ名で呼ばれていた彩香ちゃん。「4年生になったらトランペットをやりたい」と楽しみにしていたが、始業式の3日後に水死体で見つかった。小学校でいじめられることもあったが、畠山容疑者は逮捕前、「そんな時も『何もなかったよ』と、私に心配かけないように隠していた」と話した。 しかし、そんな一人娘に対して「可愛がっていなかった」と複数の人が証言する。ある知人は「自分は派手な格好をしているのに、彩香ちゃんには汚れた服を着せていた」と話す。「来客があると、夜でも彩香ちゃんは自宅の外に出され一人で遊んでいた」「カップめんを持って外にいたので、ご飯を食べさせてあげた」などと住民らは一様にまゆをひそめる。 「彩香ちゃんが手を差し出すと、払いのける感じだった」と話す元同僚も。離婚したころ「夫が引き取ってくれたらいいのに」とも言っていたという。朝食を作らず、彩香ちゃんが学校で倒れたこともあった。知人は「学校から『彩香ちゃんへの嫌がらせよりも、母娘関係の方が心配』と言われた」という。彩香ちゃんの火葬の際、涙も見せず無表情でいるのを不審に思った人もいた。 一方で逮捕前、毎日新聞のインタビューなどには、彩香ちゃんに愛情を注いでいたように装っていた。「私は母1人、娘1人。できるだけいろいろなところに連れて行った。どこに行くのも一緒だった」と強調する畠山容疑者。彩香ちゃんの死後、毎日2時間ほど実家から自宅に戻り、遺品を整理していたという。「彩香が座っていた椅子に座って元気だったころの彩香を思い出している」と語る表情は、愛情に満ちているように映った。 畠山容疑者は4月9日夜、「午後4時ごろに『(人形を)見せに行って来る』と出掛けたまま戻らない」と同署に捜索願を出した。“悲劇の母”は「知りませんか?」と大書した手作りのビラを付近の商店や住宅に配り、情報提供を求めた。周辺には一人娘の死の原因を知るために必死になっているように映った。しかし今月になって、「橋から足を滑らせて落ちた」と供述。さらに「橋から突き落とした」と供述を変遷させた。 捜査本部は、畠山容疑者が米山豪憲君殺害事件の取り調べでも何度も供述を翻したことから、今回の供述についても慎重に裏付けを進めている。 ■
[PR]
▲
by negative_opinion
| 2006-07-14 12:35
| 社会
私はどうでも良いという立場だが、福原愛の「シャー!」を問題視する人はいないのか?
納得行くスマッシュを決めた瞬間は、相手にしてみれば「やられた」瞬間だ。 となれば、そのタイミングで「シャー!」と発声するのは、やられた相手の心をプレー態度で踏みにじる、スポーツマン精神にもとる行為だ、という解釈が成り立つかも知れない。 しかも、愛ちゃんはノッて来るほど、「シャー!」を連発する。相手によっては、さぞうるさく感じるだろう(相手の声がうるさく感じるほど集中力がキレているから、愛ちゃんにやられるんだ、という解釈もあるが)。 いずれにせよ、私自身はどうでも良い。相手の掛け声が耳に入らないほど自分のプレーに集中するのが勝利の前提だと思うからだ。 <ウィンブルドン>シャラポワの“かけ声”、ますます磨き [ 07月06日 18時06分 ] テニスの4大大会今季第3戦、ウィンブルドン選手権で2年ぶりの優勝を目指し快進撃を続けるシャラポワ。プレー中に上げる“かけ声”にもますます磨きがかかってきた。 この声の大きさを英タイムズ紙が取り上げた。それによると、彼女がショットを打つ際の甲高い声は最大101.2デシベル。ロンドンの地下鉄(90デシベル)や、削岩機(100デシベル)より大きいという。「彼女より騒々しいのは、ヘリコプターの離陸時や、騒々しいナイトクラブ(いずれも110デシベル)ぐらい」と同紙。 大会のアラン・ミルズ前レフェリーは「気にいらない。若い選手は声を出すようコーチされている」とおかんむり。4回戦で対戦したデメンチェワ(ロシア)も試合後、「個人的には少し大きすぎると思う。あれが彼女の戦い方なのだろうけど、レフェリーが止めるべきだ」と語った。 もっとも当のシャラポワは「プレーを始めた時からこれが私の戦い方。これからも変える気はない」と動じる気配はみじんもない。【山科武司】 ■
[PR]
▲
by negative_opinion
| 2006-07-06 20:49
| スポーツ・芸能
親は子育てにおいて、次の3つの課題で致命的なミスをすると、いずれ何らかの破綻が起きると思う。
1. 子の適性が親の希望する将来像に向いておらず、子が自分の意思で拒絶したときの対応。 2. 教育訓練や特訓の方法論。 3. 高い人格形成。モラルと躾。 今回の事件は、2.と3.に対して、父親が致命的なミスをしたのだろうな、と想像する。 もっとも、親自身の人格形成にバランス感覚の欠如があれば、自ずと2.と3.でリスクを背負い込む。これは、他人事でない。私も含めて今どきの親なら、程度の差はあれ誰にでもあるリスクだと思う。 取り返しのつかない事をしたのは息子だが、取り返しのつかないミスを続けて来たのは父親だったと考える。私は、父親が、どこまで自分のミスに向き合って、息子の将来をリカバリーさせられるかが、この事件の本質になると思う。父親が自分自身に向き合えなかったら、この事件に救いは無い。 異論は多いだろうが、この事件を「本当に」乗り越えられたとき、医師の資格があるのは父親の方でなく、息子の方だと思う。そして、今後この息子が自分の意思で敢えて医者になりたいと言うのであれば、社会はこの息子に医学を志す機会を与えて欲しいと思う。父親は、そのために身を捨てて全力を尽くすべきだ。それが親子の愛情ってものじゃないだろうか? 追記: 週刊誌ネタを人伝てに聞いた話で真偽は不明だが、少年の父はいったん医療関係の仕事に就職してから一念発起して医師になり、その後、不倫の果てに離婚・再婚した経緯があり、一報で医師としてスタートした年齢が遅いこともあって、長男にはスマートなキャリアを経て医師になってもらいたいという気持ちがあったとのこと。 真偽がどうあれ、「だから何?」という気持ちであるが、いずれにせよ「親の都合」を押しつけることが必ずしも「親の愛情」ではない、と思う。 そもそも、親子の愛情とは何か? ■ 親の愛情 ありがちなケースとして、親は、「子のために」、親が子に希望する将来像へ向けて特訓させる。一般的なケースは学歴をつけさせたくて勉強させることである。他には、親の特技や職業であるスポーツをはじめ、音楽のような芸能の場合もある。また、親が自分自身に叶えられなかった夢を子に託して、何かを特訓させることもある。 しかし、親がそこに込めた自称「親の愛情」とは、本当の愛情だろうか? ■ 親を慕う子供 一方で、子供は、いわゆる「良い子」ほど、親の期待に応えて認められたいので、従順に特訓を受ける。 基本的に、人は誰かに認められないと、一人では生きられない。生まれた時から、誰かに認められて、誰かを頼って生き永らえたいから、丸くカワイイ姿で生まれて、泣き叫んで自己主張し、自分を護ってくれそうな人に向かってニッコリ微笑む。 しかも、子供は社会的に自立できなければ、通常は親を頼るしか生きる術が無い。子が親を慕って親の言う事に従うのは、赤ちゃんの頃からの動物的本能であり、愛情と言うより生理現象だ。 ■ 生きるモチベーション そして、自我の芽生えと葛藤から大なり小なり反抗期を迎えるが、大きなトラウマを抱えることもなく素直に育てば、大人になっても、自分の成し遂げた事に対して誰かから「お前は良く出来る」「良くやった」「ありがとう」と言われれば率直に嬉しいものだし、その延長線で「ここまで出来るかな?」と言われれば、頑張って成し遂げようと思うものだ。 そうであれば、人が生きるモチベーションの本質は、「誰かに認められたい」と思うことだ。そして、それが「生きる術」につながるから、合理性があるのだ。逆に言えば、「認められない」事は、健常な精神を持つ人にとって最大のストレスになる。そのうえ、認められない事で何らかのトラウマを抱えると、精神的なバランス感覚を失うのだと思う。 事件を起こした息子は、自我の芽生えと葛藤の中で、自分の存在感を見失ってしまった気がする。息子にとって存在感の拠り所は、「良い子」でいることと、「学業成績」だったのだろう。だが、成績がスランプに陥れば「存在感の拠り所」が危うくなるし、一方では「良い子」でいることが自分の拠り所。でも、成績が落ちれば「悪い子」だと親になじられる。 母親は実の親でなく、母親の実子の面倒と医師の仕事で忙しい。母親に甘えられないなか、母から認められるためには、「面倒見の良い長男」を演じ続けなくてはならない。その母親からも、自分の成績を逐一チェックされ、成績の低下を父親に報告されて、父親の説教を母親から聞かされる。だから、息子にとって母親は頼れる存在とは思えない。 かくして、親から自分の存在を否定されるような感覚は心の拠り所を失い、内心でパニックを引き起こし、自分自身を追い詰める。このような状況は、「息抜きの場が学校だけ」という供述が、裏づけていると思う。 自分を追い詰めてパニックを起こせば、周囲が見えなくなる。気持ちの均衡を保とうとして、極めて自己中心的な考えしか出来なくなる。溺れた人が夢中でもがいて何にでもしがみつこうとするようなものだ。かくして、「良い子」が突然キレて凶悪犯罪を起こすのだと思う。 ■ 歪んだ心の親が増殖している 生きるモチベーションの本質が、「誰かに認められたい」と思うことであれば、「無視(シカト、あるいはスルー)」をともなう「集団イジメ」は、極めて悪質かつ陰湿な集団リンチと言えよう。集団暴行傷害事件として刑事告訴できるようにすべきだ。 また、強い意志もなく集団イジメに加わり、イジメの対象者に打撃を与えたとき、イジめた集団に帰属する意識を快感として受け止めてしまった者も、ある意味ではトラウマを抱えてしまっていると思う。何となく加わった集団リンチを通じて快楽殺人がクセになってしまうようなものだ。 小中学校でのイジメは、この30年程度の間にエスカレートして定着した感があるが、そういう経験で心の歪んだ子供が大人になって、親になっている。かくして、歪んだ心の親が増殖する。今や、「心優しく振る舞い、正義を掲げ、弱きを助ける」方が異常となり、イジメの対象になってしまうのだ。まともな優しさを貫こうとする人は、まるで増殖したゾンビに追われているような気分になるだろう。 ■ 親の勘違い それから、親は少なくとも自分に出来たことは、自分のDNAを継いだ子供にも出来るだろうと期待するし、世間的に自他共に認める「出来の良い」親ほど、子に自分のコピーになることを期待する。 ところが、子は親の完全コピーにはなれないし、まして子が親の能力を全面的に超えるケースは極めて稀だ。でも、そういう現実を受け止められない親が多い。 そもそも、「親が子に希望する将来像」に、本当の愛情があるのだろうか? 「親の都合の押しつけ」であったとすれば、そこに親として本当の愛情があるのだろうか? 親は子を思うとき、常に自省と自戒を込めて顧みる必要があると思う。 少なくとも、子の適性とミスマッチがあれば、悲劇である。 中には、「お家(家系・資産・家業の保全と承継)のため」とか、「高所得、経済力、社会的地位の安堵」のために、適性の有無にかかわらず生まれながらの宿命として子の将来を強制させるケースが現実にあるだろう。日本国民の職業選択の自由は憲法で保障されているが、天皇の長男に生まれた人がいたとして、その人に向かって「将来、何になりたいですか?」と訊く者がいるだろうか? ■ トラウマを抱えて大人になった親 今の日本人の中には、「表向き辛うじて大過なく育った大人」の中にも、先述したような経緯で精神的なバランス感覚を失い、トラウマを抱えて来た人が多いと思う。そういうトラウマを抱えた人が親になった時、子供に対して両極端な対応をするような気がしてならない。 一つは「無責任な放任」であり、もう一つは「ヒステリックな特訓」だ。 先述した通り、子は本能的に親を慕うものだ。親のスキンシップや視線、そして手助けを実感するから、精神の均衡がとれるのだ。それは、自我の芽生えと反抗期によって、否が応でも段階的に自立へ向かう。 だが、「無責任な放任」は、このような段階的な自立の過程をブチ壊す行為だ。そして、子供の人格形成を破滅に追い込む。家出しても親は無関心、家出した子供が街を彷徨う。女子は風俗商売や売春を繰り返し、男子はホームレスを集団暴行する。人としての情愛に極端に醒めてしまうケースが典型だろう。 一方、「ヒステリックな特訓」は、言うまでもなく、この事件のパターンだ。冒頭に書いた通り、父親は息子に対して致命的なミスを続けた。でも、本当はミスしたというより、父親が元々精神的なバランスを欠いていて、起こるべくして起きたのではないか?…ということだ。私は、この父親自身の生まれ育ちと人格形成を掘り下げる必要があると思う。 言わせてもらえば、このような状況が格差社会の本質を突いていると思う。経済格差よりも深刻だ。今後、格差社会を論じるなら、子供の教育問題の前に大人が抱えるバランス感覚の欠如を解決しないと、何をやっても上滑りすると思う。 ■ バランス感覚の乏しい親が、子供を壊して日本人の精神を病ませている 先ほど、「表向き辛うじて大過なく育った大人」と表現したのは、精神のバランスに問題を抱えた大人が潜在的にどんどん増殖していて、次々と人の親になっていることを強調したいからだ。 例えが唐突かも知れないが、今どきの小学校のPTAなど親が集まる場で、派閥やイジメがあるそうだ。それを子供同士の人間関係にまで持ち込まれ、世論形成をしているリーダー格のPTAの副会長の親が、気に入らない親子を名指しして、「○○と付き合うな」という風評を流すらしい。すると、親から「○○とは口をきいちゃいけません。」と言われた結果、子供の間でも名指しされた子はクラスメートからシカトされるそうだ。恐怖感から、どの親子も、そのPTAの親子に目をつけられないように立ち振る舞う。学校側も物的証拠も無いのにPTAを相手に立ち入る事もできず、親子共々ストレスを抱えて悲惨な日常を送っているらしい。 このような話を身近に聞くと、「親が子供の頃にエスカレートしていたイジメを、親になったらPTAの場に持ち込んだな…」と考えてしまう。子供の頃のトラウマを解決できないまま親になって増幅させているとしか思えない。かくして、今後、世代が変わるほど人格がどんどん歪んで行くだろうと思う。全国的にだ。 ■
[PR]
▲
by negative_opinion
| 2006-07-06 13:29
たしか、「日本を去っても、世界のどこからでも日本のサッカーを支援する」という趣旨のコメントをジーコ氏が言っていたが、なるほど、こういう事なのかと思った。
ワールドカップは、選手の見本市みたいなものだそうだが、ドイツ大会の結果を見れば、日本選手の評価が暴落して、世界のクラブチームからオファーが来なくなるのは明らかだ。 日本選手の強化は、海外組と同じように海外でもまれて来るしかないが、ドイツ大会の結果で今後の日本を最も懸念したのは、海外でプレーしたくても出来ない状況に陥ることだった。 いつも誠実なジーコ氏の発言を素直に受け止めれば、今後の日本選手を海外で鍛える架け橋になることも、ジーコ氏自身のクラブチーム監督就任のモチベーションになっていたのかも知れない。もちろん、それがモチベーションの全てではないだろうが、期待感が持てる。 ジーコ氏トルコ入り 代表“引き抜き”も [ 07月06日 06時12分 ] [スポニチ] トルコリーグの強豪フェネルバフチェと2年契約を結んだ前日本代表監督のジーコ氏(53)が5日、空路でイスタンブールに到着した。クラブ幹部と多くのサポーターに出迎えられ、チームのマフラーを巻いて満面の笑みを浮かべた。年俸は日本代表時代の約2倍となる推定250万ユーロ(約3億7000万円)で、実兄のエドゥー氏(59)も監督補佐として入閣が決定。自身の公式サイトで就任を報告し、「大変満足している。クラブ創設100周年という記念の年で、新たな挑戦になる。いい仕事をして、いい結果を得たい」と決意を表明した。 監督として最初に着手するのがチーム編成。6人の外国人枠にはガーナ代表MFアッピアら5人がいるが、来季の陣容は未定だ。ジーコ氏の方針も当然、反映されることになるため、鹿島時代から師弟関係にあるMF小笠原、ジーコ氏から信頼を得ていた浦和のMF三都主らがリストアップされる可能性もある。 02年W杯日韓大会で日本代表を率いたトルシエ氏はマルセイユ監督時代にMF中田浩を呼び、同時期に韓国代表監督だったヒディンク氏もW杯後にMF朴智星(パク・チソン)らをPSVに移籍させている。今後は“ジーコチルドレン”獲得の動きも出てきそうだ。 ■
[PR]
▲
by negative_opinion
| 2006-07-06 08:12
| スポーツ・芸能
長嶋さんに続き、王監督も病気と闘うことになった。みもふたもない表現をすべきでなく本当に申し訳ないが、自覚症状があるという状況は、既に進行していることを考えてしまう。予後が良いことを祈るばかりだ。
良性の単純な切除手術なら復帰の見通しも立つだろうが、復帰の予定が見えていないというのが心配だ。専門家でもないのに身近な経験から憶測で書いてしまうが、転移の可能性を少しでも潰すために、手術後の化学療法が検討されているのかも知れない。いかに強靭な王監督の肉体であっても、化学療法をすればダメージが大きいだろうから、監督の激務に復帰するのは極めて困難だ。少なくとも軽々しく復帰OKと言える医師はいないと思う。 王監督は、奥さんの遺骨が盗まれてしまったり、ホークス低迷時代からのご苦労や、本業とWBCの両立、WBCでの誤審…と、悲壮感のある出来事を、感情を抑え、ひたすら誠実に乗り越えて来たと思う。今回の記者会見も、淡々としたもので、ご自身の予後への不安を全く見せずに、ひたすらチームの勝利と野球への思いに徹していた。 特に、日本球界の発展を願ってWBCの監督を引き受け、ホークスの優勝を両立させるために、WBCの勝利の余韻を味わうこともなくホークスの練習に直行し、その後はWBCの余韻を全く感じさせずにホークスの勝利へ気持ちを切り替えていた姿は、勝負師の厳しさと責任者の誠実さが徹底していた。誇りと意地が支えていたのかも知れない。 それにしても、王監督は66歳。改めて年齢を見て愕然とする。我々は、66歳になった父親や祖父に「火事場仕事」をさせようと考えるだろうか?「マイペースで現場にいてくれるだけでいいんだよ?」という立場じゃないのだ。勝負の最前線の総責任者は、サラリーマンが雇用延長や再雇用で仕事をするのとワケが違う。お客様(ファン)が求めてくれて、喜んでくれるなら…、という気持ちで誠実に頑張ってくれるからと言って、いつまでもご厚意に甘えて激務をさせること自体、本来は失礼な話なのだ。 ファンの期待をエネルギーにして頑張って結果を出し続けて来たが、ファンのワガママに誠実に応えて頑張って来たことが、体調を蝕ませてしまった…ということがあるのかも知れない。 WBCの最中、もしかするとWBCのずっと前から異変があったのかも知れないが、心の底の苦しみを分かち合うべき奥さんも身近にいない中で、誰にも明かさず自分の中に収めて来たのかと思うと、本当に悲しい。 きっと王監督は、「自分の考えで判断して進んで来た道だから、誰のせいでもなく自分のこと…」と仰るだろうけど、何とも悲劇的に思える。 長嶋さん「復帰、信じている」 [ 07月06日 06時12分 ] [スポニチ] 突然のことにミスターもがくぜんとした。王監督の盟友、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(70)は都内の自宅で関係者から報告を聞き、球団広報を通じて「今、お話を聞き大変驚いています。逆境に強い王さんですから十分な治療をして、復帰してくれると信じてます。しっかり治してください」とコメントした。 関係者によると、長嶋氏はあまりにも突然のことに大きなショックを受けているという。自身は04年3月に脳梗塞(こうそく)で倒れ、今も現場復帰を目指してリハビリに励んでいる。今年1月8日には、都内で行われた女優・鳳蘭の紫綬褒章受章祝賀会で久しぶりに再開。公の場で対面するのは04年2月8日以来700日ぶりで、そのときは王監督から激励を受けていた。それから半年後、王監督が病魔に襲われるなんて夢にも思っていなかった。 それでも、ONの固い絆(きずな)は何があっても不変だ。今年3月のWBCで王監督は、ミスターから贈られた日の丸のピンバッジをつけて米国で戦い、世界一に輝いた。決勝のキューバ戦に勝った後、王監督はこんな言葉を口にした。「ミスターも志半ばだったからね」。04年アテネ五輪本戦での指揮は直前で無念の断念。指揮官不在の長嶋ジャパンは銅メダルに終わった。その無念を“世界一”で晴らしてくれた盟友の姿を長嶋氏はテレビで食い入るように見ていたという。そして08年北京五輪への意欲を強くしたのだ。 自分は必ず元気な姿になってグラウンドへと戻る。だから、王ちゃんも――。ミスターは自身の現場復帰を王監督に重ね合わせている。 ■
[PR]
▲
by negative_opinion
| 2006-07-06 07:31
| スポーツ・芸能
殴られた46歳の男性社員が、どんな人なのか?記事からは知る由も無い。全て憶測で書いてしまう。
先ず、厨房に立つイイ歳の職人が力量を叱責されて殴られたとは思いたくない。20前後の甘やかされて育った今どきのガキならともかく、少なくとも46にもなる職人が被害届を出すのは異常に感じる。もし、そうであったら、職人の世界は崩壊しているのだろう。 殴られた社員の立場で可能性が高いと思ったのは、間接部門である。銀行や一般企業のサラリーマンを招いて、営業企画や新規プロジェクト、果ては経理と総務に至るまで、何から何までやらせていたとすれば、並みのサラリーマン根性では経営者の要求に応えられなかっただろう。 厳しい修行を耐えて一流の職人になった下地があれば、経営者としても粘りと根性が違って来るが、そういう下地のないサラリーマンに同じレベルの仕事を任せても、絶対について来れないはずだ。三国シェフには、「自分なら出来るのに…、どうして出来ないんだ?」という苛立ちが込み上げたのかも知れない。職人同士なら、鉄拳制裁で「気合い」を入れて引き締めをはかるが、サラリーマンには通用しない。「育ち」が異なる「人種」違いの現実は、どうしようもない事だ。 そういう現実を冷静に受け止められなかったのが、職人あがりの経営者である三国シェフの弱点になったのではないだろうか。もちろん、憶測だけで言っていることだから、全く的外れなのかも知れないが…。 有名シェフがスタッフをぶん殴った理由 [ 07月05日 15時00分 ] ゲンダイネット フレンチの鉄人として有名な「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフ(51)が、男性社員(46)をぶん殴り、警視庁が書類送検するという。一体何があったのか? 料理人の世界では弟子を殴るのは昔からよく聞く話だが、殴られた相手が警察に被害届を出したのが発端だ。シェフは部下の仕事が遅いことにイラ立って殴ったらしいが、イライラの理由はほかにもあった。バブル期にもてはやされたミクニは事業の拡大路線に走り、手を広げすぎて「味が落ちた」と客足も減り、さらにはイタリアンの人気に押されて苦戦。経営者としてストレスがたまっていたのでないかともっぱらだ。 <傷害>仏料理有名シェフ、従業員殴った疑いで書類送検へ [ 07月04日 19時38分 ] フランス料理店の有名料理人・三国清三シェフ(51)が「仕事が遅い」ことを理由に従業員に暴力を振るい、けがをさせていたことが分かった。警視庁四谷署は近く傷害容疑で書類送検する方針。 調べでは、三国シェフは今月1日午後、自分が社長を務めるレストラン経営会社「ソシエテミクニ」(新宿区)の社長室で、「仕事が遅い」として従業員の男性(46)に電話の受話器を投げつけたうえ顔面を殴り、全治1~2週間のけがを負わせた疑い。男性従業員が被害届を出していた。調べに対し三国シェフは「腹が立ってやってしまった」などと話しているという。 三国シェフは帝国ホテルなどを経て74年に渡欧。スイスやフランスの一流店で学び、85年に東京・四谷にフランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」をオープンして人気を集めた。00年7月の九州・沖縄サミット福岡蔵相会合で総料理長を務め、04年には「ニューズウィーク日本版 世界が尊敬する日本人100」にも選ばれていた。 三国シェフが男性社員殴る 傷害容疑で書類送検へ [ 07月04日 13時11分 ] 共同通信 東京都内などで有名フランス料理店を経営する三国清三シェフ(51)が、男性社員を殴りけがをさせていたことが4日、分かった。警視庁四谷署は近く、傷害容疑で三国シェフを書類送検する方針。 調べでは、三国シェフは今月1日、経営する新宿区のフランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」の社長室内で、男性社員(46)の顔面を殴り、受話器を投げ付けるなどして顔面打撲など1-2週間のけがをさせた疑いが持たれている。 男性が同日、四谷署に被害を届け出た。三国シェフは「仕事が進んでいないことに腹が立ち殴った」などと容疑を認めているという。 三国シェフは帝国ホテルなどで修業後、在スイス日本大使館の料理長、2000年の九州・沖縄サミットでは総料理長を務めた。 ■
[PR]
▲
by negative_opinion
| 2006-07-05 17:57
| 社会
「非民主的な独裁政権からの解放」と、「大量破壊兵器の排除」を目的に、大量破壊兵器を保有する事実を確認することなく、国際社会の制止を振り切ってイラク戦争を仕掛けたブッシュ。
片や、国際社会が認めない大量破壊兵器の保有を誇示する独裁国家の北朝鮮。イラク戦争と同じ論理で言えば、とっくに戦争を仕掛けていても、おかしくない。ブッシュは何故、仕掛けないのだ? 1.隣に中国とロシアがいるから? 2.近くに日本と韓国がいるから? 3.拉致被害者を見殺しにさせてしまうから? 4.北朝鮮に原油などのエネルギー資源も無ければ、鉱物資源も期待できず、北朝鮮を解放して韓国に併合させてもアメリカの国益に直結するメリットが無いから? 5.イラクにリソース(ヒト・モノ・カネ)が食われていて、北朝鮮へ戦争を仕掛けるリソースが不足しているから? 6.北朝鮮がアメリカを直撃するようなリスクが少ないから? 7.イラク戦争の反動から反戦感情が高いうえ、アメリカを直撃するリスクの実感が乏しく、米国内で国民の支持を得にくいから? どれも、有り得るだろう。そして、ポスト・小泉の日本政府に対するポスト・ブッシュの米国政府は、今後ますます日本と個人的なパイプが細くなって行くだろうし、日本も小泉流の反動から米国に距離を持とうとするだろうから、米国が日本の安全保障のために、これまで以上に踏み込んだ対応をするとは思えない。 米国の後ろ盾を失った日本なんて、ボディガードもつけずに一人で夜道を歩く無力な箱入り娘と同じだ。北朝鮮はナメて好き勝手して来るだろうし、中国と韓国はあの手この手で日本の国益を奪いに来るだろう。周辺国に強姦されまくって、ただひたすら泣き寝入りする少女のような日本。 それでも、日本は非難(国連決議)しかしてくれない衆人環視(国連安保理)の中で、「乱暴(戦争)はいけません!」と品良く叫び続けながら、周辺国に犯され続ける。こういう将来を良しとするのか?それでも、護身の武装を否定し続けるのか? 武装を憲法解釈のギリギリまで否定して、彼氏(米国)の好意に頼り、ちゃっかりボディガードをお願いしながら、たまには彼氏の仕事を手伝ってあげて(後方支援活動)、辛うじて建前と安全保障の均衡を保って来たのに…。自分の身を護るために、旧きよき日本女性のような彼女を演じて来た日本が、果たして武器も持たずに自立して周辺国の脅威から身を護れるのか?そもそも、日本は今の国家財政でそんなカネを捻出できるのか? 私は、これからも「甲斐甲斐しい、米国の素敵な彼女」を演じ続けるのが、日本にとって最も現実的な道だと思う。趣味の好き嫌いや浅薄なプライドでなく、それが現実だと思うのだ。小泉流の対米重視路線は、そういう観点から支持している。「コイズミは面白いヤツだ。」とブッシュに笑われ、全米メディアの笑い者にされようがプレスリーを歌う男芸者に徹する一方、ブッシュの勇み足に対しては、ブッシュの面子がつぶれないように、個人的にそっとたしなめて諌めて来たという。 小泉首相の対応は、まさに旧き良き時代の日本女性的な女房像だったのだ。 追記: 米国は、次の手順で北朝鮮の「解放と民主化」を目論んでいる、というコメントをTVで見た。 1. 北朝鮮を国際的に完全に孤立化させる。 2. 北朝鮮を完全に経済封鎖させる。 3. 経済封鎖で金正日を国民から引き離し、無血クーデターを誘発させる。 4. 金正日の身柄を中国に引き受けさせる。 なるほどな、と思う。目論見通りに進んで欲しいと祈るばかりだ。 ■
[PR]
▲
by negative_opinion
| 2006-07-05 15:03
|
ファン申請 |
||
外部サイトRSS追加 |
||