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この記事からは、ヒッキーが年々増えているのか、特定の世代に集中しているのか、良く分からない。平均値が正規分布のような山の頂上になっているとは限らないからだ。
ただ、難しく考えずに敢えて30歳位の人達がヒッキーの中心になっているとすれば、本人は就職氷河期世代で、30歳違いの父親は団塊世代で人によってはバブル崩壊後のリストラに遭ったはずだ。社会に対する不信感と絶望感しか抱けなくなり、ヒッキーに陥ってしまう人が多かったのでは?と想像される。 時の巡り合わせが悪かったという点で、幸運に恵まれた世代の私から見ると、心から気の毒に思う。しかし、社会が保障すべきは「自助努力に応じた機会均等」であり、結果平等を保証すると社会のモラルが堕落する。 例えば「引きこもり認定」を受ければ、本人の親も含めて生涯の生活を全て保障します、なんて制度が出来たら、下手にワーキングプアで甘んじるよりヒッキーになる方が得になるし、親の面倒まで考えてあくせく働くのがバカバカしいと思う人が、次々とヒッキーになるかも知れない。破綻同然の国家財政で保障する以上、性悪説での対応は避けて通れないと思う。 そんな世知辛い環境のなか、いくつかの幸運に恵まれて、たまたま優位な立場にいる者が、運の良さを自身の能力と勘違いして、「オレだって常にテンパってるんだ。甘ったれるな!」と言ってヒッキーを突き放すのは簡単だ。だが、それは豊かな国に住む者が発想すべきことか?あまりに慈愛に乏しく、心の貧しい発想だ。 当事者にしてみれば、「自助努力をする気力・体力も萎えているし、今さら方法も見出せないから、ヒッキーから抜け出せないのだ。」という事じゃないのか?そうであれば、先ずは「自助努力の気力を社会がいかに盛り立て、方法論を一緒に考えて、当事者と社会がいかに併走するのか?」という、最も困難なテーマに向き合うしかないと考える。 取り敢えず、私はヒッキーに陥りかけていた人を一人採用して、仕事を通じて一緒に走ることにした。あくまでもパートナーとしてであり、お互い併走するマラソンの道連れみたいなものだ。私が人として信じられているかは知る由もないが、そんなの関係ない。大切なのは、私が相手を信じるかどうかに尽きるのだ。 カッコつけ過ぎだが…、匿名だから書けることだ。 <引きこもり>平均年齢30歳超す 「親の会」331人調査 [ 04月10日 15時00分 ] 全国引きこもりKHJ親の会(奥山雅久代表)の会員を対象に毎年行われている調査で、引きこもり状態にある人の平均年齢が初めて30歳を超えたことが分かった。新たに引きこもりとなる若年層がいる一方で、長期間にわたり引きこもりから抜け出せない30~40代の層が確実に増えている実態が浮き彫りになった。 境泉洋・徳島大学准教授らが、会員を対象に07年11月~08年1月、記入方式でアンケートし、331人の回答を分析した。 それによると、引きこもり本人の平均年齢は30.12歳で、男女別では男性30.35歳、女性は28.87歳。最年少は13歳、最年長は52歳で、引きこもり期間は平均8.95年、最長は25年だった。 同会の会員を対象とする調査は02年から毎年行われており、平均年齢は02年が26.6歳、前回調査の06年は29.6歳で、上昇を続けている。親の高齢化も進んでいる。平均年齢は父親が63.23歳、母親が58.28歳だった。 「家族から見て引きこもり本人が要望している支援は何か」という問いでは、「経済的支援」が最も多く50%以上で、「カウンセリング」や「医師の診断」を上回った。自由記入欄には、「安心して死ねる体制を整えてほしい」「社会保障制度を確立してほしい」など自身の死後を不安視する声が目立った。 奥山代表は「本人と親の不安が家庭の破たんにつながり、親殺しや心中、自殺などの最悪な事態が出始めている。何らかのセーフティネットがあれば、安心感にもつながる」と訴えている。 同会では、ファックス(048・758・5705)で相談を受け付けている。【市川明代】
by negative_opinion
| 2008-04-10 19:56
| 社会
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