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巨人は終わった。
こういう勝ち方をするのは、ろうそくが消える前の最期の光みたいなものだ。これで巨人選手は燃え尽きてしまい、阪神に全敗し、そのままズルズル残り試合をボロ負けする気がしてならない。メディアは勝った巨人の勢いと、零敗で巨人戦に臨む阪神の勢いを指摘するが、こういう流れは「ひ弱」な巨人に対して全く意味が無い。興行収入確保のために、他のチームが勝手に自滅して、万がいち首位通過が転がり込んで来たとしても、プレーオフで巨人はボロ負けする。それが今や巨人の伝統となった「ひ弱さ」であり、真の実力だ。 巨人がプレーオフに出ること自体、興行収入確保のために他チームが試合をしたくて1年かけて仕組んだ八百長に違いない。リングの上でヨロヨロと片脚を挙げて待っているG馬場に向かって相手選手がぶつかりに行き、自らダウンするようなものだ。飛びやすいボールに与圧のかかったドーム球場でばかり試合して、HRのお膳立てが出来ているのに、たかが30本程度で騒ぐマスコミも、余程のネタ不足なのだろう。 巨人がプレーオフを奇跡的に勝てたとしても、その時は日本シリーズで試合をする力すら残らないだろう。出場選手が9人も揃わず、前代未聞の試合放棄、不戦敗になるかも知れない。どのみち日本球界の恥辱として永遠の記録を残すだろう。そんな球団は、さっさと敗北を認めて謙虚に身を引くべきだ。 栄枯盛衰。盛者必衰の理。栄光の巨人軍の不滅など、長嶋氏が未来永劫に何千年、何万年も現役選手として3割30本を打ち続けられない現実と同じくらい、有り得ない。 V9時代の野球界や巨人の栄華と比べれば、今さら何をやっても無駄。どのみち球界も巨人も終焉を先延ばしにしているだけのことで、どのみち没落して存続すら危ぶまれる。 当事者(選手・球団関係者)も傍観者(野球ファン・メディア)も、今さら他に何も出来ない人が、球界や巨人にしがみついているだけのことだ。 他に楽しみを見つけた傍観者は、今後ますます他の楽しみに流出して行く。 人とカネの気配が無くなれば、スポンサーの流出も加速する。 スポーツ紙(誌)だって、野球の記事など試合結果のスコア一覧しか載せない日が来るだろうし、 スポーツ用品メーカーでさえ、スポンサーどころか、野球用品の製造を止める日が来るだろう。 戦後の草野球と同様に、甲子園球児が布の手作りのグローブでプレーする日に戻るかも知れない。ただ、その方が将来があると思う。そんな思いをしてまで野球をやりたい者がいる、ということだからだ。 いずれにせよ、そんな日本球界へ、わざわざ就職する奇特な者もいなくなる。 不幸にも既に職業野球を目指してしまい、今さら引き返せない者は、今後は最初から大リーグに就職して行く。 何しろ、今や王と長嶋が同時期に巨人でプレーしていた事すら知らない者が多いのだ。 巨人の現役選手でさえ、V9時代なんて生まれる前の出来事として実感が無いに違いない。 何しろ、「ゆとり教育」で育った30代以下の世代の大多数は、自分が生まれる前の出来事に全く関心が無く、全て一緒くただ。大戦前から明治までを「戦前」、明治前は「ちょんまげの時代」で片づけている。「ちょんまげ」以前の時代をイメージさせると、縄文・弥生以前の原始人になってしまう。こういう連中に過去の栄光だの歴史の重みを説いても無駄だ。過去の歴史に誇りが持てない者には、目の前のカネと居心地の良さしか動機たり得ないのだ。 結局は、日本の球団が全て資本的にも大リーグの傘下となり、せいぜい3A程度の扱いをしてもらえればマシな方だ。 あとは、せいぜい韓国や台湾、中国あたりと共に「アジア・リーグ」とでも銘打つ程度の企画が出るかも知れないが、所詮は資金面で折り合いがつくはずもない。 球界と巨人にしがみつく者の最期のあがきも虚しく、日本球界は「不滅なる栄光の巨人軍」の傲慢と共に消滅して行くのだ。長嶋氏を藤原道長だとは思わないが、「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の欠けたることもなしと思へば」と詠んだ者に通じる絶頂感は、残された者にとって悲劇の始まりであろう。 小笠原30号で巨人の「30発トリオ」完成!いざ甲子園決戦だ [ 09月17日 08時05分 ] サンケイスポーツ (セ・リーグ、巨人9-0広島、最終戦、巨人14勝10敗、16日、東京ドーム)虎よ、待ってろ! 巨人が16日の広島戦(東京ドーム)で、小笠原道大内野手(33)が2試合連続の先制30号ソロを放つなど、9点を奪い圧倒。鯉を3タテして、9日ぶりに首位を奪回した。17日からは阪神との首位攻防3連戦。5年ぶりのV奪回へ、最高のムードで、敵地・甲子園へ乗り込む。 決戦の舞台、甲子園に乗り込む前のひと暴れ。一回一死一塁。小笠原が内角低めのスライダーをバックスクリーン左に運んだ。2試合連続の先制弾で、広島3タテへの流れを作り、阪神から首位を奪回した。 「低めの難しい球だったけれど、技術的にどうのではなく、気持ちで持っていった。すべては初回の野間口の気持ちを出したピッチングだよ」 日本ハム時代から3年連続の30号。下半身の粘りが生んだ技ありの一打も、“気”の勝利を強調した。チームでは阿部、高橋由に続く3人目の30号到達で、04年以来、球団史上2度目の「30号トリオ」の完成だ。長嶋、王を中心にV9を達成したON黄金時代を超える本塁打量産打線の中心に小笠原が座る。 デーゲームで阪神が中日に敗れ、勝てば首位に返り咲くことは分かっていた。しかし「試合に入ったら、勝つことだけを意識していた」と目の前の打席に集中。古傷の左ひざの痛みも関係なかった。ゼロからの挑戦を誓った移籍1年目。過去、FAで巨人に移籍した大物打者も、重圧に押しつぶされてきた。しかし、小笠原は違う。先輩、恩師が証言する。 ◆社会人野球・NTT関東(現NTT東日本)時代の同部屋で先輩の関口勝己さん 「『俺は環境が変わっても絶対に自分を見失わない』という言葉が印象的だった」 ◆千葉・暁星国際高時代の五島卓道監督(現千葉・木更津総合高監督) 「黙々と背中でプレーをするスタイルは高校時代から変わらない」 環境が変わっても、自らの道を進む。そんな頼れるサムライが火をつけた打線は12安打9得点。投手陣も2試合連続の完封で投打がかみ合った。7日以来9日ぶりの首位浮上にも原監督は、「全員野球でいい形でつながっていますね。(最大6点差を逆転した14日の)第1戦の流れをそのまま持って、明日(17日)から敵地で暴れたい」と気を引き締めた。 前回(7-9日、東京ドーム)の阪神3連戦では、すべて1点差負けで3連敗を喫した。小笠原自身も阪神戦は打率.267、1本塁打、2打点と苦手にしている。「前のカードでやられているから、全員でぶつかっていきたい」。いざ、最高のムードで虎退治へ。しびれる伝統の一戦でも、フルスイングを貫く。
by negative_opinion
| 2007-09-17 10:09
| スポーツ・芸能
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