止まらん!松井秀、早くも“チーム3冠”開幕6戦連続ヒット [ 04月11日 08時05分 ]
結論: ヤンキースは優勝できない。松井はいずれ息切れする。
理由:
(1) このゲームは相手投手の自滅によるもので、自力で打ち崩したとは思えない。
(2) 開幕早々、昨年の西地区優勝チームとはいえ、エンゼルスを相手に空騒ぎで勢いづけないと勝てないようでは、この先おぼつかない。
(3) 松井の連続ヒットには「辛うじて」という印象があり線の細さを感じる。ゲームの流れを変えて、あるいは決定づける印象的な一打を毎打席打つべきだ。
(4) 例えば4回の攻撃でジアンビーが四球で出塁していながら二ゴロ併殺打となるようでは優勝を決定づけられない。今の状態では昨シーズンの最終打者と同じ状況が巡って来たとき、起死回生の一打が打てるとは思えない。
(5) 6回の適時打は8点差での追加点であり、最低限の仕事である。個人成績と次の試合へのつながりに意味はあるが、優勝への貢献を裏づけるものではない。
(6) 個人成績がチームの勝利に直結できないと、個人成績に表向き好調であるほど、松井自身は内心、そのギャップに葛藤する。そうなると、波動としていずれ陥るであろうスランプの時に、落ち込みを増大させる。