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ここ数年、朝ドラと大河ドラマの視聴率が復活していたが、今年の大河ドラマ「平清盛」の視聴率はワースト記録を更新するらしい。
不運はあった。サッカーやオリンピックなど同じ時間帯に国民的イベントの放送がカブってしまった。スタート当時に立場のある人から映像が汚いとケチをつけられ出鼻をくじかれたこともあった。松田聖子がキャスティングされ話題になったが、他の女優陣とソリが合ってない・・・、という報道もあった。 いちどマイナーでネガティブな印象を与えると、期待感がそがれるので客離れも進むだろう。少なくとも、一般人が誰かと軽い話をする時のネタに観ておく動機を失う。昭和の昔なら「お決まり」の習慣で、家族団らんのBGVにして惰性で観たものだが、今どき家族団らんが崩壊しているし、皆バラバラで忙しく好き勝手に生きる時代だから、昼間のネタ話に出来ないドラマを観るヒマがあったら、他の事に時間を使いたいと考えて行動するのが今どきの人達だろう。 私自身は、作品の完成度が高く、作り込みは重厚で、キャストの演技も気迫がこもって素晴らしいと思う。このドラマを創っている全ての関係者は最後まで誇りを持って仕上げて欲しい。この作品は、芸術性を好むフランスのような国でウケるかも知れない。 視聴率が今イチなのは、テーマが今の時代の気分にマッチしてないせいだ。宮廷の魑魅魍魎を丁寧に描いても庶民の共感は得られにくいし、平清盛の壮大な野心も、そのために鬼となり、あるいは慈悲の間で葛藤する頭領の立場も、今どきの近視眼的な人達の共感は得にくい。かといって判官贔屓で源氏視点にするのも違うし、ヒロイン視点にするのも難しく、今の時代の大河ドラマにするには何とも困難と思った。 例えば、翌朝からフツーに仕事に入るサラリーマンの一家にとって、日曜の晩にグチャグチャ、ドロドロの悪意や退廃、魑魅魍魎が描かれた人間模様のシーンが続くと、観る側が疲れて嫌になる。グチャグチャで混沌とした日常に疲れているサラリーマンとしては、ウサを晴らしてテンションを上げて月曜日を迎えたい。 だが、この時代を単純明快に描くと陳腐になる・・・というジレンマがある。先ほどのサラリーマンだって、今さら勧善懲悪の水戸黄門を日曜の晩に観たいとは思わない。大河ドラマのストーリーづくりも、この数年で高度化している。 かといって、ここ数年でウケの良かった幕末や戦国時代ばかりじゃケチがつくし、その前に飽きられるから、何度も同じ時代を採用できないはずだ。 というわけで、こういう玄人好み?な作品の年があるのは仕方ないと思う。 それが辛うじて許されるのもNHKの強味。何しろ民放ならスポンサーの意向で途中で終わらせてしまう。民放には完成させることさえ出来ない作品だ。 iPS細胞もそうだが、長期戦略のまさに「大河」的な研究や作品は、大多数の日本人が評価する感性と理解力を持ち合わせていないのが現実で、海外で評価されメジャーな解りやすい賞を受賞しないと「良いモノ」として認識できないのだ。それだけに、海外で評価されて欲しいと思う。 初の2週連続の1ケタ…「平清盛」第40話は9・6% [ 2012年10月15日 10:35 ] 松山ケンイチ(27)主演の2012年NHK大河ドラマ「平清盛」(日曜後8・00)の第40話が14日に放送され、平均視聴率が9・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。 第31話の7・8%(8月5日放送)、第33話の9・3%(8月26日放送)、第39話の9・7%(10月7日放送)に続き、今回で4回目の1ケタ。初の2週連続の1ケタとなった。 40話までの平均は12・6%となっている。 大河50周年の記念作となる本作は王家、貴族、武士が覇権を争っていた混迷の平安時代末期を舞台に、松山演じる平清盛(1118~1181年)の生涯を中心に壇ノ浦の戦いまでの平家一門の栄枯盛衰を源氏の視点で描くもの。脚本はNHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」(07年放送)などを手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル。 共演は源頼朝役と語りを務める岡田将生(22)、清盛の正妻・平時子役を演じる深田恭子(29)ら。ほかにも、神木隆之介(19)、青木崇高(32)、塚本高史(29)、松田翔太(26)、杏(26)、成海璃子(19)、武井咲(18)、「V6」の森田剛(32)といった豪華な面々が名を連ねている。 「とにかく早く終わってほしい!?」ついに3度目の一ケタ視聴率を叩き出した『平清盛』に、スタッフもギブアップか 2012年10月11日 10時00分 7日に放送されたNHK大河ドラマ『平清盛』の第39話の平均視聴率が、9.7%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)だったことがわかった。前回よりも4.6%の大幅ダウンで、8月5日に放送された第31話の7.9%、8月26日に放送された第33話の9.3%に続く、3度目の一ケタ台の視聴率を記録したことになる。 「前回の視聴率が14.3%と大幅アップしていただけに、このままV字回復を期待していた関係者にとってはガッカリの数字でしょうね。それにしても、ひと頃はいつ視聴率が10%を割るのかが取り沙汰されたものですが、3度も一ケタ台を記録してしまうと、もう一ケタ台がニュースでもなんでもなくなっちゃった感がありますね(笑)」(芸能ライター) 「大河ドラマ史上最低」などと騒がれていたことすら懐かしく感じられる同ドラマだが、放送で低視聴率を記録するたびに盛り上がるのはネット掲示板だけ、という状況。ネット掲示板などでは「30年前の水戸黄門のほうが面白い」「もう意地で放送し続けてるとしか思えん」「誰も見てないドラマに受信料を無駄遣い。だけど責任は問われない」「このラインナップで一ケタはやばすぎ」などと、散々な言われよう。しかし、そうなってくると、気になるのは前回の急上昇した14.3%という視聴率。 「台風17号のおかげだといわれていますね(笑)。ドラマ放送時の9月30日の20時頃に台風がちょうど関東地区を通過したため在宅率が高くなり、この時間帯にテレビを見ない人たちの多くが、たまたま『清盛』を見たのでしょう。それ以外に、原因は考えられません。しかし、以前は低視聴率の原因をあれこれ詮索したものですが、今じゃ低視聴率が定着してしまい、たまに視聴率が回復すると、その原因を知りたくなってしまうという……(苦笑)。もはや末期的な症状ですね」(同) 当初は出演陣のメークや衣装などといった映像の汚さが批判を招いたが、現在はそうした部分が改善された上、解説番組の放送やTwitterとの連動、若手俳優陣の起用など、さまざまなテコ入れも行われたが、視聴率は回復するどころか、さらに悪化している始末。一説では、関係者の間で「視聴率回復は無理。とにかく早く終わってほしい」などと、ギブアップ宣言も出ているのだとか。もはや、興味の焦点は連続一ケタ台の記録、はたまた最低視聴率7.8%を上回る視聴率5%への期待ぐらいか。
by negative_opinion
| 2012-10-15 12:10
| スポーツ・芸能
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