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もうすぐ結果が出る。(追記: 順当な結果となった。)
日本人として自国の選手を応援するのは当然だが、今の評価システムで日本人選手がミスなく最善の演技をしても、キム・ヨナ選手が自爆しない限り、キム選手が金メダルになるのは現実だ。 キム・ヨナ選手は、スポンサーの規模も含めて日本選手の比でないようだ。これまでの実績を踏まえた「金メダルで当然」という国民の期待、そのプレッシャーは、凡人にはとても耐えられないものだろう。それを超越し、あるいは克服して、平然とミスなく最善の演技を行うメンタル面の強さこそ、今どきの日本人にとって最も脆弱な部分。私を含めて「上げ膳・据え膳」で過保護に育てられ、依存心が強く精神的に自立できない多くの日本人は、自分以外の誰かや周辺環境をとやかく言う前に、我々自身がタフになり、メンタル面で強くなるために何をすべきか、社会システム全体の枠組みで考えるべきだ。そうでないと、今後、全ての分野で世界との差は開くばかりだ。普段は競技に関心が無いのにオリンピックの時だけメダルを期待して盛り上がる「にわかファン」の無責任な罵詈雑言は、いずれ「カネをかけているのにメダルがとれないなら最初からオリンピックに出場するな、競技を辞めてしまえ」という破壊的な風潮に向かう気がしてならない。 日本人選手には、とにかくミスなく最高の演技が出来ることを祈るばかりだ。各選手のコメントも、その事に集中しようとしている。周囲の過剰な期待や雑音に対して凛々しい表情が痛々しく思える。さぞ、これまで多くの雑音に動揺させられ、葛藤して、今の境地に辿り着いたのだろう。それにしても、状況がどうあれ全選手の誰もが金メダルを夢見てオリンピックを目指して来ただろうに、今さら目標を尋ねて選手の忍耐力をイジるメディアの神経は酷いと思う。 様々な状況は選手本人が誰よりも良く解っているはずだし、金メダルを目指して誰よりも強い気持ちでこの4年を過ごして来たのは選手本人だ。余計な論評や詮索をしないで、ただひたすら最善の演技が出来る事だけを祈る。こうして選手本人の状況を想うだけで泣けて来る。 不本意な結果なら、そっとしてあげたい。最善の演技が出来たなら祝福したい。メダルの色がどうあれ、最善の演技が出来ればメダルを獲得しているはずだ。 この期に及んで評価方法や選手の演技のスタイルや見た目を論評するのは卑怯だ。ましてや、自国の選手が期待に満たない結果になった時にゴチャゴチャ言うのは人として最低だ。贔屓でない選手の失敗を願うのは言うまでもなく最悪の卑怯だ。 技術だけを評価するのがスポーツで、芸術性に対して恣意的な要素が入るのはスポーツじゃないと言う人がいるが、私は賛成しない。そういう人は、そのような競技に関心を持つべきでない。観なければ良いのだ。メダルの結果だけを期待して、競技そのものを愛せない「にわかファン」の雑音は、競技の本質を壊してしまう。少なくとも選手を戸惑わせて迷わせるだけであって、何のプラスにもならない。 選手は決まったルールに従うという前提で競技に出場しているのだ。昔のオリンピックには芸術関係の競技もあったと聞くが、そういう手順で競技を行う事がスポーツだ。ルールに納得できない選手には、敢えて競技に出場しないという選択肢がある。外野の者が贔屓の選手に有利になる事を願ってゴチャゴチャ非難するなら、贔屓の選手にボイコットすることを叫ぶ方がマシだ。だが、所詮は外野の者に選手の人生の責任は取れない。 結局、贔屓の選手の生き様を尊重するためにも、静かに温かく見守るのが筋である。 (追記) 試合後のインタビューで、浅田選手の嗚咽は涙を誘った。ミスした事が、さぞ悔しかったのだろう。 それから、滑り終わった時の安藤選手の複雑な表情と、鈴木選手の晴れやかな表情も印象的だった。 安藤選手は自身の状況を客観視しながらも、なおメダル獲得の野心を棄て切れず、スケーターとしての純粋な気持ちに集中しようとしながら、最後まで整理がつかずに葛藤していたのだろう。 鈴木選手が日本人選手の中で最も幸せな気持ちで終えたと思う。 人間、客観的な位置づけと本人の幸福感は必ずしも一致しない。三者三様の生き様には、学ぶべき多くの示唆があると思った。 <五輪フィギュア>表彰台「明と暗」…ライバル対決に決着 2010年2月26日 22時10分 【バンクーバー栗林創造】バンクーバー五輪で最大の注目を集めたフィギュアスケート女子の「ライバル対決」に、ついに決着がついた。25日(日本時間26日)のフリーで主役を演じたのは、ともに19歳の浅田真央選手(中京大)と金妍児(キム・ヨナ)選手(韓国)。国際スケート連盟が定めた年齢制限(五輪前年の7月1日時点で15歳)のため、06年トリノ五輪に出場できなかった2人がバンクーバーで明暗を分けた。 浅田選手は「アクセルが2回跳べたというのは良かったなと思うんですけど、ほかの部分でミスがあった。アクセルが跳べたのは良かった、それだけです」。金選手は「自分が泣くとは思っていなかった。他の選手が泣いていたのを見たことがあるけど、その理由が分からなかった。ホッとしたのかもしれないし、演技に満足したのかもしれないし。なぜかは分からない」。演技後の表情は、対照的だった。 2人はジュニア時代からのライバル同士。浅田選手は金選手について「ジュニアの時から競っていて、自分もいい刺激をもらえる」と話したことがある。 浅田選手は、08年の世界選手権で優勝。バンクーバーへ向けた戦いに、先手を取った。ところが、2連覇を狙った翌年の世界選手権では4位。代わって世界女王となったのが金選手だった。さらに金選手は昨年10月のフランス杯で、210.03点の世界最高得点をマーク。浅田選手をリードする立場で、バンクーバーを迎えることになった。 演技のスタイルは対照的。浅田選手はフリーで2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を盛り込むなど、高度な技に積極的に挑む。金選手は技術もさることながら、一つ一つの技の完成度を高めることで観衆を魅了する。 五輪では、世界最高得点を大幅に更新した金選手に軍配が上がった。表彰台に立った浅田選手は、少し硬い表情だった。金選手は満面の笑みで、観客の声援に応えた。2人は、目を合わせることを避けているようにも見えた。 真央「悔い残るが、うれしい」 ヨナ「一番自信あった」 2010年2月26日 21時35分 ( 2010年2月26日 21時39分更新 ) 【バンクーバー共同】日本時間26日のフィギュア女子フリー試合後の記者会見で2位に終わった浅田真央は「少し悔いが残っている。でもメダルを取ることができてすごくうれしい」と話した。初出場の五輪でSPを含め3度の3回転半ジャンプを決めたことを「誇りに思いたい」と、プライドをのぞかせた。1位のキム・ヨナは「今までで一番自信があった。ほかの大会と変わらなかった」と喜びを口にした。 <五輪フィギュア>浅田が銀メダル、安藤5位 ヨナ優勝 2010年2月26日 13時54分 ( 2010年2月26日 14時02分更新 ) 【バンクーバー来住哲司】バンクーバー冬季五輪第14日の25日(日本時間26日)、フィギュアスケート女子のフリーが行われ、浅田真央(19)=中京大=が合計205.50点で銀メダルを獲得した。浅田は五輪ショートプログラム(SP)史上初のトリプルアクセルで2位につけていたが、フリーでは2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功したものの、3回転ジャンプが乱れた。SPで首位に立った金妍児(キムヨナ)(19)=韓国=は歴代女子世界最高得点の228.56点で金メダルを手にした。 SP3位のジョアニー・ロシェット(24)=カナダ=は202.64点で3位、同4位の安藤美姫(22)=トヨタ自動車=は188.86点で5位、同11位の鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=は181.44点で8位だった。 今大会の日本勢のメダルは、スピードスケート男子五百メートル2位の長島圭一郎(27)、3位の加藤条治(25)=ともに日本電産サンキョー、フィギュアスケート男子3位の高橋大輔(23)=関大大学院=に続いて4個目。日本女子フィギュアでは92年アルベールビル五輪で伊藤みどりが銀メダル、06年トリノ五輪で荒川静香が金メダルを獲得したのに続いて3個目となった。 浅田真央、逆転「金」に挑戦 キム・ヨナと4・72点差 2010年2月25日 18時21分 ( 2010年2月25日 18時24分更新 ) 【バンクーバー共同】バンクーバー冬季五輪は第14日の25日(日本時間26日)、大会のハイライト、フィギュアスケート女子のフリーを行い、ショートプログラム(SP)2位の浅田真央が日本勢2大会連続の金メダルに挑戦する。SPで浅田の得点は今季自己最高の73・78点。トップは世界歴代最高を更新した78・50点の韓国のキム・ヨナ。浅田は4・72点差を追って演技に臨む。 韓国メディア、「アジア最強国の座を韓国に奪われた日本は、金メダルを獲得できるのか」と報道 2010年2月24日 21時23分 12日(現地時間)に開会したバンクーバー冬季オリンピックも残すところあと5日間。これまでに日本は、スピードスケート男子500メートルの長嶋圭一郎選手が銀メダルを、スピードスケート男子500メートルの加藤条治選手とフィギュアスケート男子シングルの高橋大輔選手がそれぞれ銅メダルを獲得。23日(現地時間)には、金メダルに期待がかかるフィギュアスケート女子シングルのショートプログラムが行われる。 そんななか、韓国メディアは「アジア最強国の座を韓国に奪われた日本は、金メダルを獲得できるだろうか」と報道。「オリンピックが後半戦にさしかかり、日本が金メダルを期待できるのはフィギュア女子シングルだけだ。しかしこの種目も、韓国フィギュアの女王キム・ヨナがいる」とし、日本が金メダルを獲得できるかどうかに疑問を呈した。なお韓国はこれまでに、金5個、銀4個、銅1個と計10個のメダルを獲得しており、勢いに乗っている。 また、「日本は1998年の長野冬季オリンピックで金5個、銀1個、銅4個のメダルを獲得して以来、下り坂を歩いている。2002年のソルトレイクシティ冬季オリンピックでは銀1個、銅1個だった。2006年のトリノ冬季オリンピックでは、フィギュア女子シングルの荒川静香選手が金メダルを獲得し、なんとか体裁を保った」と日本のメダル事情に対してコメントしている。 23日からのフィギュア女子シングルには、浅田真央選手、安藤美姫選手、鈴木晶子選手が出場する。金メダルはもちろんだが、美しい演技を期待したいものだ。 真央「金」決めてくれ~!! 2010年2月26日 08時00分 ( 2010年2月26日 11時21分更新 ) 得意のジャンプで逆転金メダルだ!! フィギュアスケート女子の浅田真央(19)=中京大=が25日(日本時間26日)、最終決戦のフリーに出場する。ショートプログラム(SP)で成功させたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度跳ぶ予定で、合わせて3度決めれば女子で史上初というギネス級の快挙。SP首位の金妍児(19)=キム・ヨナ、韓国=を逆転し、銀盤の女王の座を手にしてみせる。 いざ、頂上決戦へ-。鬼気迫る表情で真央が高く跳び上がった。この日午後、練習リンクで行われた公式練習。フリー曲のラフマニノフ「鐘」を流し、一通り演技を確認すると真央は、3回転半ジャンプを何度も繰り返した。 バランスを崩すと顔が険しくなる。競技会場のパシフィックコロシアムで行った午前練習では7回中6回成功したが、午後は8回中4回とやや苦戦。それでも最後は納得したようにうなずき、スケート靴を脱いだ。 「3回転半を2発。すべてパーフェクトにやれば基礎点で3点弱は(金妍児より)上に行く。点差を考えれば、逃げるわけにはいかない」と日本チームの吉岡伸彦監督。首位・金妍児とは4・72点差。逆転Vへの道筋はただひとつ、“伝家の宝刀”3回転半を2回、成功させることだ。 金妍児が跳べない大技を2度、プログラムに取り入れたことで、基礎点の合計は真央の62・50に対し金妍児は60・10。これだけで差を2・40点縮めることができる。 歴史が動く。92年アルベールビル五輪では、伊藤みどりさんがフリーで五輪史上初めて3回転半を成功させ、銀メダルを獲得した。しかし、真央がフリーで2度決め、SPと合わせ3度の成功となれば、五輪はもちろん女子史上初の快挙。国際スケート連盟(ISU)関係者は「SPでの成功がすでにギネス級。3回となれば申請させないといけない」と、ギネスブック申請を明言した。 別の国際審判員は「真央の結果次第では、3回転半の基礎点(8・20点)をもっと上げようという動きも出てくるはず」と言う。フィギュア界に一石を投じる挑戦でもあるのだ。 誕生日が20日違いのライバル対決は最終章を迎える。シニア転向後の対戦成績は3勝5敗。直近3回はSPで10点以上の大差をつけられ、先行逃げ切りを許した。真央は「4・72点差は今までに比べれば気持ちは楽」と勝算を明かす。フリーだけ見れば対戦成績は4勝4敗。苦手意識はない。 滑走順は、SPとは逆に金妍児の直後。4分間、リンク上で観客の視線をくぎ付けにし、大逆転Vへ-。頂上対決を制して、真央が歴史に名を残す。 <五輪フィギュア>浅田、ジャンプ好調…決戦前に公式練習 2010年2月25日 09時58分 ( 2010年2月25日 10時59分更新 ) バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート女子は24日(日本時間25日)、メダルの決まるフリーを翌日に控え、試合会場のパシフィックコロシアムで公式練習が行われた。前日のショートプログラム(SP)で2位の浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半)に7度挑戦。1度パンク(空中で体勢が整わず1回転や2回転になってしまうこと)した他はすべて成功させ、好調ぶりを示した。 浅田が入念に練習していたのは、3回転フリップ―2回転ループ―2回転ループの3連続ジャンプ。3回転フリップは今季ややミスが目立つうえ、この3連続ジャンプは助走中に両手を上へ広げ、右足を後方に上げたポーズを取る。入り方が跳びにくいだけに、大一番のフリーに向けて何度も確認を重ねていた。 SPで首位に立った金妍児(キム・ヨナ、韓国)は、3―3回転連続ジャンプを3回決め、動きに切れがあったが、3回転フリップ、3回転ルッツで1度ずつ転倒する場面もあり、完ぺきな内容ではなかった。SP3位の地元ジョアニー・ロシェット(カナダ)は、シークエンス付きの3―3回転連続ジャンプを決めるなど好調だったが、3回転フリップで1度転倒した。 SP4位の安藤美姫(トヨタ自動車)は得意の3回転サルコウで着氷が乱れる場面が重なり、内容は今ひとつ。3―3回転連続には挑まなかった。SP11位の鈴木明子(邦和スポーツランド)は曲をかけた時に二つのシークエンス付き連続ジャンプでパンクするなど、調子が上がらない様子だった。【来住哲司】 ○…浅田真央の姉でフィギュアスケーターの舞さんが24日、公式練習が行われたパシフィックコロシアムに姿を見せた。妹のSPの演技を見て「今季はSPで失敗が多かったが、最後にシーズンベストを出せて、真央の一番いい笑顔を見られてよかった」と喜んだ。応援のためカナダ入りしたものの、「怖くて生で観戦できない」ため、前日はテレビ観戦したという。浅田からSP前に連絡はなかったといい、「元気がなかったり不安があったりすると、向こうから電話してくるが、今回はない。選手村の生活を楽しめていると思う」と語った。 ◇高レベルで争い…ヨナ陣営が自信 フィギュアスケート女子のショートプログラム(SP)で首位に立った金妍児(キム・ヨナ、韓国)を指導する、カナダ人のブライアン・オーサー・コーチが24日、フリーを前に浅田真央(中京大)の印象などを語った。 浅田について「(シーズン)当初は苦しんでいたようだが、いい状態で(五輪に)来ると思っていた。目や表情からは、状態の良さがうかがえる」と、ライバルの復調ぶりを確認した様子。フリーに向けては、「マオ(浅田)は暗めでドラマ性があり、ヨナは明るい感じ」とし、「力は接近しており、過去にないほど高いレベルで争っている。対決が楽しみだ」と語った。 金の状態については「安定している。本番でもやってくれるだろう」と自信をのぞかせた。【栗林創造】
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| 2010-02-26 11:13
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