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走るのが遅くても、水泳なら負けない人がいると思う。
身体能力が高くても、球技が苦手な人だっていると思う。 それこそ、体力や運動神経があっても、勉強が全然ダメという人は昔ならガキ大将の定番だ。 歌や楽器で得意なのがあっても絵を描いたら全然ダメとか、すごく勉強が出来るのに、字が汚くて読めない・・・みたいな人もいた。 勉強も運動も良く出来て、ピアノを上手に弾いて、何をやっても凄い・・・という人もいて、周りに東大や医大へ進学した人もいるが、ダサい所があったり、必ずしもモテなかったり・・・とか、何か愛嬌のある「突っ込み所」があった。 思えば、昔の方が個性的だったし、憎めないヤツが多かった気がする。 その頃は大らかな時代で、今ほど塾やら偏差値に追われる事もなかったのに、少なくとも当時の子供の平均学力は世界水準でトップクラスだったし、身体能力測定の平均は今の子供より高かった。 オギャーと生まれて来た時は、今も昔も同じ裸の赤ん坊なのに・・・。今の方が、ずーっと情報が多くて食糧事情も良く、生活環境が洗練されているのに・・・。皮肉な事に、基礎学力と基礎体力はもとより、生命力とか人間力まで退化している気がしてならない。 昔の方が大らかで、のんびりしてて、良く体を動かして皆で遊んで過ごしたし、クラスの雰囲気もギスギスしてなくて、悲惨なイジメも今ほどなかった。 それでも昔の子供の方が、今の子供より学力も体力も総じて上回っているとすれば、これはいったい何なんだろう? 今後、世代が代わって、親も先生も学力・体力・人間力のいずれも退化が加速して行くだろうから、お先真っ暗だ。学力テストで競わせる・・・といった、小手先の問題じゃ済まされない。 学力テストは、競うことの是非は問題じゃないと思う。 それよりも、現実に低レベル化が進んでいる現場の教師へ、さらに負担をかけさせて、時間的・精神的に更に追い込み、一人の教育者として試行錯誤や創意工夫する自由度を奪ってしまう事が問題だ。言われた事(だけ)を忠実にやる「従順なオペレータ」として教育され、優等生に育ったであろう若手の先生に、これ以上のプレッシャーを与えてもキレるだけで、ますます無気力になって行くだろう。その先にあるのは医者不足と似たような状況である。 最大の被害者は子供である。 <学力テスト見直し>川端文部科学相「競争意味ない」 2009年10月9日 13時36分 川端達夫文部科学相は9日の閣議後会見で、全員対象方式から抽出方式への切り替えを検討している全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について「個々の学校がその成績を上げることだけに競争し合うのは意味がない」と述べた。 川端文科相が現行方式の問題点を具体的に指摘したのは初めて。「学力向上につながることを否定するわけではないが、その点数だけを上げることは、本来の教育目的とは違うだろうという懸念はある」と語った。 また来年度の実施方法について「諸団体や有識者の意見を聞いて決めるが、抽出方式でまとめようという意思を持っていることは間違いない」と明言。テストの最大の目的は「各地域の教育水準をできるだけ均一化し、向上させること」として「目的を達成するにはそれ(抽出)で十分ではないかという判断だ」と述べた。【加藤隆寛】
by negative_opinion
| 2009-10-09 16:01
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