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西川社長の続投か更迭かをめぐり、対応が遅れたり西川社長を更迭して鳩山総務相の言いなりにすると、どうなるか?
「郵政民営化を骨抜きにするつもりか?」という批判を受けるだろう。案の定、中川氏をはじめとする小泉改革の残党が声高に批判し始めた。 麻生総理は「元々、郵政民営化には反対だった」と口を滑らせたのだから、そのように勘ぐられて党内外のあらゆる批判勢力が騒ぎ立てるのは間違いない。どっちつかずの対応遅れはもとより、その論点と議論の中身がどうであれ、周りが騒いで混乱すればするほど「また麻生がブレた」「リーダーシップが無い」という二次的な批判が高まり、どのみち政権の求心力を失うことになる。 では、西川社長を続投させると、どうなるか? 側近として麻生総理支えて来た、鳩山総務相と気まずくなるのかも知れないが、それぞれの立場として判断が分かれたのだから、鳩山総務相が大人の対応さえしてくれれば、感情的な対立にはならないだろう。もっとも、週刊誌や夕刊紙が感情的な対立を煽るような記事を書きたてるだろうし、鳩山総務相も何か騒ぎを起こすだろう。ただし、政治屋は役者であるが、その前にリアリストである。そうでなくては生き残れない。鳩山総務相は、昔懐かしい時代のプロレスで言えばヒール役だと思うことにしている。恐らく郵便局員などの組織票を固めるための選挙対策であろう。小泉改革派と保守的な組織票を共にゲットするための自民党なりの演出と受け止める。そのあざとさや中途半端さは、政治屋にとって「どうでも良いこと」である。 野党や党内の郵政族議員から、「かんぽの宿」の処理を巡る問題をネチネチと言われるだろう。これだけの混乱を来たして更迭しないとは何事だ・・・と責められるはずだ。ネチズンも揚げ足を取るように冷やかすだろう。特に野党関係者がネチズンになりすまして批判を熱心に書き込むだろうが、そうでないネチズンの多くは、どのみち当事者意識が乏しく投票行動をしないだろうから、投票結果に影響しないはずだ。ネチズンは、ネット上ではポチポチ投票したり熱心に書き込んだりしても、投票日にわざわざ投票所へ行って紙に候補者の名前を自筆で書くのは億劫なのだ。 一方、小泉政権で民意を問うた、「郵政民営化を進める」という意思表示は辛うじて維持できる。マクロ経済を担う立場の人達からの支持は、何とか維持できることだろう。マクロ経済の議論をしても庶民ウケは悪いが、マクロ経済がベースとしてしっかりしないことには、個人消費のテコ入れや街角景気に辿り着けないのも現実だ。 こうして考えると、西川社長を続投させても支持率はアップしないだろうが、判断が遅れるほど、あるいは更迭すれば、政権支持に致命傷を負うと思う。そういう意味であれば、サッサと西川続投を示すのが麻生総理自身の立場にとって無難な決断だと思う。 <鳩山代表>弟・邦夫総務相に自民離党と民主合流呼びかけ 2009年6月6日 20時22分 ( 2009年6月6日 22時49分更新 ) 民主党の鳩山由紀夫代表は6日、日本郵政の西川善文社長続投に反対し与党内で孤立する弟の邦夫総務相に対し、「民主党に協力して加わるなら、早く閣僚を辞めて新しい道を進めたらいかがか」と述べ、自民党離党と民主党への合流を呼びかけた。広島県呉市内で記者団に語った。 さらに鳩山氏は、与党内の邦夫氏批判について「麻生太郎首相のリーダーシップの欠如が混乱を招いている。弟だけの責任ではない」と、邦夫氏をかばった。同市内での街頭演説では「(自身と邦夫氏の)2羽の鳩が麻生首相をつついている。1羽(由紀夫氏)は正攻法、もう1羽(邦夫氏)は中から内臓をえぐってしまう」と例えた。【佐藤丈一】 <鳩山兄弟>微妙な「友愛」 由紀夫氏と邦夫氏 2009年6月5日 13時36分 民主党代表に返り咲いて政権交代を目指す兄・由紀夫氏(62)。麻生内閣の総務相として日本郵政と対立を続ける弟・邦夫氏(60)。鳩山一郎元首相を祖父に持つ実の兄弟でありながら、政界ではたもとを分かった敵同士だ。ソフトな兄にいかつい弟と見掛けも対照的な2人が、時に攻撃し合い、時に「友愛」で共鳴する。その微妙な関係に注目してみた。【佐藤丈一、石川貴教】 ■チョウと切手 父・威一郎氏も元外相という政界エリート家庭の長男、次男に生まれた2人。特にやんちゃだった邦夫氏は幼いころから政治家志望で、東大法学部卒業後、76年に衆院初当選。シャイな由紀夫氏は東大工学部から米スタンフォード大と学者の道を歩んだ後、弟より10年遅れで86年に初当選した。 見掛けも性格も違う2人だが、子供のころの趣味はともに昆虫採集。特に邦夫氏はチョウの研究で知られるが、きっかけになったのは邦夫氏が小学1年の夏、兄が捕まえた「クジャクチョウ」だったという。切手収集も共通の趣味で、2人で電車に乗って東京中央郵便局に通った思い出が、日本郵政による同郵便局の建て替えに邦夫氏が反対した背景にある。 政界ではともに自民党旧竹下派に所属した。93年に離党し、96年の旧民主党、98年の民主党結党に参加した。唱える理念は、2人とも祖父譲りの「友愛」。 由紀夫氏の妻幸(みゆき)さんは元タカラジェンヌ、邦夫氏の妻エミリさんは元タレントと、こちらも共通項と言えそうだが、邦夫氏が00年に自民党に復党した過程には、民主党の路線問題をめぐる対立に加え、妻を巻き込んだ兄弟げんかがあったと言われる。 ■対立?連携? 「将来の政界再編のため兄弟仲良くするのでよろしく」。08年2月、邦夫氏は自民党福岡県連大会で由紀夫氏との連携に意欲を示した。 これを聞いた由紀夫氏は「政界再編がさも兄弟の間で起こりそうな言葉を使うことは快く思っていない」と激しく反発した。結党時から民主党を育て上げてきた「オーナー意識」の強い由紀夫氏にとって、民主党が割れるような政界再編はあってはならない悪夢だ。 それでも邦夫氏は民主党代表としての兄を攻撃しつつ、持論の「環境新党」創設を唱えながら兄弟連携の秋波を送り続ける。3月に開かれた一郎元首相の没後50年祭で「兄とは一緒にいた方がいいとしきりに思う。立場は違っても共鳴しながら潤いのある世の中をつくる」と語ったかと思えば、5月27日の党首討論後は兄の討論を「小沢(一郎前代表)さんの操り人形と言っているようなもの」とくさした。 そんな弟に対し、兄の反応はかなり優しい。昨年は次代の人材育成を目指す「鳩山友愛塾」(塾長は姉・井上和子さん)を協力して創設。5月25日には、由紀夫氏が会長を務める日本・ロシア協会の副会長に邦夫氏を就任させた。「兄弟で協力して何か大きなことをやれたらいい」と語る兄が思い描くのは、弟が再び自民党を飛び出して民主党政権に参加する、兄弟連携なのだろう。 「総務相は内閣を去れ」と中川氏 日本郵政人事で 2009年6月5日 20時10分 自民党の中川秀直元幹事長は五日午後、名古屋市内で街頭演説し、日本郵政の西川善文社長の続投に反対している鳩山邦夫総務相に対し「信念をもって本気で西川さんの続投に反対している。このように主張するなら、堂々と内閣から去るべきだ」と自発的辞任を求めた。西川社長続投を支持する立場から「郵政民営化は今、最大の危機。鳩山氏が本当に本気で臨むなら私も本気で戦う」と対決姿勢を強調した。 <郵政発言>自民内で批判相次ぐ 鳩山総務相に辞任要求も 2009年6月5日 22時04分 日本郵政の西川善文社長の続投に反対する鳩山邦夫総務相が5日、再任の認可も自らの辞任も拒否する考えを示したのを受け、自民党内からは総務相に対する辞任要求や、混乱を収拾できない麻生太郎首相への批判が相次いだ。 同日、名古屋市で街頭演説した中川秀直元幹事長は「信念を持って主張するなら仕方ない。堂々と内閣から去るべきだ」と総務相辞任を求めたうえで「首相は郵政民営化を成し遂げた小泉政権で担当閣僚(総務相)だったので、必ず正しい判断をするだろう」と西川氏の再任による早期収拾を首相に促した。 谷川秀善参院幹事長も記者会見で「ごたごたしているように国民の目に映ったらよくない。首相もある程度指導力を発揮してもらわないと(いけない)」と述べた。 こうした状況について、民主党の岡田克也幹事長は記者会見で「麻生首相のガバナンス(統治能力)のなさ、リーダーシップのなさを改めて見せつけている。大きな出来事が起きたときにこの内閣で対応できるのか」と批判した。【近藤大介、野口武則】 「不認可に首相同調を」総務相 郵政社長人事で 2009年6月5日 11時33分 西川善文日本郵政社長の進退問題で、続投不認可を明言している鳩山邦夫総務相は5日の閣議後の記者会見で「政府が不正義に走るとは思っていない。首相を信じている」と述べ、麻生太郎首相が同調するよう期待を表明した。同時に「私は何も間違ったことを言っていない」とあらためて続投を認めない考えを強調した。首相は西川氏続投で早期収拾を図る方針だが、鳩山氏は「首相や河村建夫官房長官とは協議していない」と述べた。 首相、西川社長続投を容認 日本郵政、早期収拾を指示 2009年6月3日 02時02分 ( 2009年6月3日 02時22分更新 ) 麻生太郎首相は2日、日本郵政の西川善文社長の進退問題に関し、西川氏の続投を認める意向を固めた。同日までの政府部内の調整で、続投に反対する鳩山邦夫総務相は有力財界人の起用を打診したが、首相はこれを拒否し、西川氏続投で早期収拾を図るよう指示した。政府関係者が明らかにした。鳩山氏は依然、続投を認めない考えを官邸側に伝えているもようだが、首相はこれ以上、混乱が長引くと政権運営にも影響が出かねないと判断したとみられる。
by negative_opinion
| 2009-06-03 11:49
| 政治・経済
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