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NHK「プロジェクトX」が無きあと、このドラマはそこそこウケそうな気がする。基本的に、アツい人の硬派な話が好き、という固定客はいるので、結果が読み易い。特に軟派なドラマが全滅なので、市場環境的に堅いと考えられたのだろう。
だが、このドラマを観てアツくなり、翌日から急にアツく生きるようになる、という人は極めて少ないだろう。 そもそも多くの平凡な日本人にとって、「アツい人」の言動や、何かを成し遂げた人の「感動」とは、自分と「関係の無い」遠い所の出来事を「見物」する、という間合いが丁度よいのだ。 醒めた世の中で、ドラマに感動したところで自ら「アツい人」になる辛苦を好んで行う勇気のある者はいない。アツくなれる人は、ドラマに影響されるまでもなく、とっくに当事者になっている。 一方では、リアルの社会生活で「アツい人」に巻き込まれてしまうほど鬱陶しい事はない。例えば、大多数の日本人にとって高校野球の熱戦は、涼しい部屋でだらしない格好になりながら気ままにTVを観て、贔屓の学校さえ勝ってくれれば良いのである。甲子園に連れて行かされて汗だくになって周りに調子を合わせて応援させられるのはウザいのだ。 オリンピックの中継を観て「感動を、ありがとう」と決まり文句を言う者がいる。例えば水泳で強い北島を観ると、つい水泳教室に通う子供(というか子を通わせる親)が急増する。だが、ほとんどは長続きせず、いずれ飽きてマイブームが去る。これぞ日本人の横並び的で軽薄なミーハー根性だ。 という訳で、ドラマがヒットしてTBSの商売に多少の貢献をするかも知れないが、日本の景気には影響しないだろう。せいぜい、「(昔の)アツい人」を扱う二番煎じのドラマが少し流行するかどうかだ。 ちなみに、こういう風潮は昔から変わらない。漱石の「吾輩は猫である」が評判になった100年余前でも、その後、「吾輩ハ鼠デアル」「我輩ハ小僧デアル」「我はいは蟻である」「吾輩ハ子猫デアル」「吾輩は淋菌である」「吾輩はフロックコートである」「吾輩は猫被りである」「吾輩は孔子である」「吾輩は電気である」・・・と、色んな二番煎じやパロディが出たようだ。 佐藤浩市でTBSドラマ「官僚たちの夏」 2009年5月19日 09時45分 経済小説家城山三郎さんの名作「官僚たちの夏」がTBSで連続ドラマ化されることが18日、分かった。佐藤浩市(48)主演で、7月から日曜午後9時枠で放送される。 同書は「週刊朝日」に「通産官僚たちの夏」のタイトルで連載され、75年に新潮社から刊行された。佐藤は戦後日本を立ち直らせようと使命感に燃えた通産事務次官・風越信吾を演じる。佐藤は「今のテレビ界に骨のあるドラマを作りたいという強い信念で突進していく、ここ10年20年の中ではとてもまれな企画。大変やりがいを感じている」と話している。 霞が関の省庁改革が叫ばれるなど、高級官僚に悪いイメージが定着した今だからこそ、伊佐野英樹プロデューサーは同ドラマに取り組むという。「国際競争力のなかった車や電気製品の国内産業を、高度成長へと導いた男たちから、仕事への誇りや、今の不景気打開のヒントを見つけてほしい」と理想像を描く。佐藤も「ここまで男くさくていいのかというくらい前のめりな男たちは、今の草食男子にはない部分」と語る言葉は熱い。 共演陣は北大路欣也(66)堺雅人(35)高橋克実(48)高橋克典(44)ら平均年齢40歳以上の演技派がそろった。TBS幹部も「見る方は日曜夜に刺激を受け、月曜からの仕事の活力にしていただきたい。景気回復に貢献するドラマになってほしい」と、いつも以上に力が入っている。 ほかに佐野史郎(54)西村雅彦(48)杉本哲太(43)吹石一恵(26)床嶋佳子(44)国広富之(56)が出演。
by negative_opinion
| 2009-05-19 12:46
| 社会
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