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日本のバブル期がそうだった。アメリカのバブルもそうだ。BRICsも…。
「ひと握り」、いや…「ひと摘み」の者がケタ違いの利益を貪り、その周辺で「イイ思い」をする者が現れる。 「永遠な価値の上昇」が根拠も無く楽観視され、悲観論は無視されて、「クラい奴」と卑下される。浮かれた無知な企業と庶民は結果的に無謀なローン(資金調達)を組み、最下層の者は浮かれた世間を仰ぎ見て格差の絶望感を味わう。 そして、庶民から格差感の是正が叫ばれる頃になると、バブルが散り、我が世の春を謳歌した成金セレブや、無謀なローン(資金調達)を組んだ企業と庶民が破綻する。だが、本当の胴元のトップだけは巨万の富を持って逃げ切る。 成金連中が破綻するだけならともかく、結局は庶民にツケが回って来る。まるでタイタニックの船底に押し込められた人達のように、逃げようもなく沈んでしまう。 多くの庶民は、「景気の良さ」をリアルタイムに実感できない。不況になった時になってから、「あの頃は良かった…」と思うのだ。外の様子をうかがい知る事も出来ない「船底の客」と同じだ。 こうしてみると、「格差社会」があるから「好景気」になるのであり、格差が調整される局面では「不況」になるのかも知れない。かつて統制経済の共産主義国や社会主義国に、「国民全員の均一な好況」を実現した事例があるのだろうか? 結局は、中世の西欧貴族社会から、成金を生むシステムが成金を生み、成金連中がデカダンな生活と過剰な消費を行うことこそ、世間全体のカネ回り(景気)を良くするのであって、皆は貴族や成金の「おこぼれ」を頂戴していた…、ということなのかも知れない。 以上が正しければ、「格差是正」論議は不況の引き金になると思う。フランス革命のような貴族階級の崩壊を経て、庶民は解放され自由を得たはずだが、実は不況になって不自由な生活に陥ったのではないだろうか?興味深い。 もしそうであれば、庶民の私としては憤懣やるかたないが、そうは言っても格差を生むシステムこそ、実は景気高揚の処方箋なのだろう。 <株価暴落>「大恐慌ではないか」…広がる動揺 2008年10月10日 21時09分 止まらない株価暴落に不安が広がった。10日、日経平均株価の終値が5年4カ月ぶりの9000円割れとなった。下落率は戦後3番目。投資家は「値下がり」を示す緑一色となった株価ボードをぼうぜんと見つめ「勝ち組」と呼ばれる大企業の周辺からも影響を心配する声があがった。【丸林康樹、中井正裕、本多健、堀智行】 ◇兜町 「これが大恐慌というものではないのか。紙の資産は信用できない」。証券会社が集中する東京・兜町。30年の投資歴を持つ東京都品川区の自営業男性(65)はまくしたてた。株に見切りをつけ、金を買うことも考えているという。銀座で待ち合わせをしていた埼玉県桶川市の会社社長の男性(52)は「保有株の株価が半減して数千万円の損をした」と肩を落とした。 証券マンからはため息がもれた。取引先から帰ってきた男性(33)は「お客さんの動揺がすさまじい。ジェットコースターに乗ってるようだ」。別の男性(55)は「連休明けの相場がどうなるか怖くて仕方がない」と漏らした。 ◇百貨店 歳末商戦を控える百貨店でも、暴落を懸念する声があがる。大丸東京店(千代田区)の広報担当者は「年初から高額品や衣料品を中心に売り上げが伸びていないのに株安が追い打ち。15日からおせち料理の予約を始めるが、この経済トレンドが続くと心配だ」とぼやいた。 三越日本橋本店(中央区)に買い物に来た横浜市の主婦(66)は「手持ち株の含み益もかなり減った。残りの人生にどのくらい影響があるか見当もつかないし、出費も控えている」と話した。 ◇トヨタ 「日本経済のけん引役」と言われてきたトヨタ自動車。米国市場の冷え込みで輸出車の生産が減少、円高による打撃もあり、不安を訴える関係者もいる。 愛知県豊田市のトヨタ本社工場に勤める男性社員(35)は「株安は大きなダメージ。会社が揺らぐことはないだろうが漠然と将来に不安を感じる」。トヨタ系ディーラーの店長(48)は「9月中旬から極端に販売台数が落ちた。株の下落でますます先が読めない」と嘆く。愛知県安城市の自動車部品メーカーの社長は「2週間前から一気に仕事が減った。同業者はどこも同じ状態で受注単価も落ちてきた。何とか仕事を取ってくるしかない」と危機感を募らせた。 豊田市内でウナギ店を営む水野功さん(58)は「バブル経済崩壊の時は、トヨタは海外で好調だったので影響は少なかったが今回は、うちのお客さんも減っている」と明かした。
by negative_opinion
| 2008-10-11 01:03
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