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30数年前、小学生の頃に似たような経験がある。
経緯は忘れたが、クラスの子を胴上げしてる間に悪戯心でドサっと落とした場面を思い出した。その頃も、胴上げで最後に落とす悪ふざけが流行りかけて、何度かあった。ただ、イジメでは無く単なる悪ふざけで、むしろホームランを打ったヒーローを手荒く出迎えるようなノリだった。 その時、私は胴上げしている輪のすぐ外側で見ていた。いつもは「イッテェ~…」で済んでいたが、その時は言葉を失うほどの痛みだったようで、落とされたまま腰を押さえる同級生。落とした直後、ワハハと笑っていた胴上げした人達も、尋常でない様子で静かになり、何人かが「大丈夫?」と声をかけた。 幸い、大事故にならずに済んだが、居合わせた同級生達は度の過ぎた悪ふざけだったことを実感した。以後、私がそのクラスにいた間、少なくとも私の知る限り、胴上げの悪ふざけは無かった。私達は先生や親はもとより世間にも騒がれずに、話し合いをすることも無く、阿吽の呼吸で「ヤバイ」と感じて、止めた。 私(たち)は運が良かったということか。 それにしても、「カウンセリング」の直後に事故が起きたそうだが、教える側が本気でヤバイと思ってないのではないか。カタカナ言葉は何か格調高そうでカッコ良く聞こえるが、結局何だよ?と言いたくなる。みもふたも無い物言いになってしまうのを避けるための言い回しに思えてならない。 工場労働者をやっていた頃、安全衛生(要は労働災害防止)の一環として「SKY(即時危険予知)」活動というのをやっていた。ハインリッヒの法則を踏まえて、作業の前から過去の事例を洗い出し、ヒヤリ・ハットの段階でつぶすのだ。 事故が起きる前に想像力を働かせて事前に注意点を話し合う。ヒヤリ・ハットを無かった事にしないで、事故と同様に重く捉えて再発防止を行う。何の現場でも同じじゃないのか? もっと大きな問題や事故への対応で小さな問題の芽に対応出来ないという悪循環があるのかも知れない。でも、かつてNYでの犯罪撲滅に著効だった取り組みは、軽微な犯罪やトラブルへの対応だった話は有名だ。小さな「トラブルの兆し」を「大きく捉える」のが大事だと思う。 役人根性だと無意味な規制強化をする一方で、結局は事故が起きるまで抜本対策の行動を起こそうとしないものだが、現場の教師にも役人根性が染み付いているような気がしてならない。 結局、そこにあるのは、目前の「人の命」よりも、「仕事の手順」や「決まり」の整合性を優先して、「姑息な自分だけの都合」で「事なかれ主義」をとる、身勝手な大人の姿である。人(の命)を預かる教育者の責任感としては、本末転倒だ。 「胴上げ遊び」で脳挫傷に 小6男児、いじめで [ 12月02日 12時22分 ] 共同通信 福岡県田川市立大浦小学校の6年生男児が11月中旬、校内で「胴上げ遊び」中に頭から床に落下し、脳挫傷と頭骨骨折の重傷を負い入院していることが2日、分かった。 事故の2日前に負傷した男児の保護者から「子どもの体にあざがあるので調べてほしい」との相談が寄せられていたこともあり、同校は「胴上げ遊びはいじめの一環だった」と判断。田川市教育委員会も当時の詳しい状況などについて調査を始めた。 田川市教育委員会の荒尾徹教育部長によると、男児は11月16日の昼休みに、空き教室で同級生9人と交互に胴上げをし自分の足で床に着地する遊びをしていて負傷した。 荒尾部長は「ほかの遊びでも負傷した男児だけが突き飛ばされるようなことがあり、いじめの可能性があると判断した」と話した。 カウンセリング直後事故 男児が脳挫傷の小学校 [ 12月02日 20時41分 ] 共同通信 福岡県田川市立大浦小学校の6年生男児が、同級生との「胴上げ遊び」中に床に落下し頭に重傷を負った事故で、男児の母親が、男児の体の異変を学校に訴え、学校が関係児童にカウンセリングなどをした直後に事故が起きていたことが2日、分かった。 学校側は事前に保護者から重要な情報を得たにもかかわらず、結果としていじめによる事故を防止することができなかった可能性がある。 同市教委は「アンケートでは具体的ないじめは確認できなかったが、直後にこのような事故が起きたことは残念。結果の重大性から胴上げ遊びはいじめの一環と考え、今後、外部から専門家を招き児童にカウンセリングをするなど対策を取る」と話している。 <胴上げ>昼休み、小6男児が頭から落ち重傷 福岡・田川市 [ 12月02日 12時09分 ] 福岡県田川市立大浦小学校(井上憲治校長)で11月、同級生8人と胴上げをして遊んでいた6年生男児が頭から落ち、頭の骨を折る重傷を負っていたことが分かった。学校側は「問題ある集団行動ととらえ、カウンセラーを含めた指導を強めたい」としている。 同校によると、男児を含む児童9人は11月16日の昼休み、校舎3階の空き教室で交互に胴上げをした。支える手を途中で引っ込め、投げ上げられた児童が着地する遊びで、6人が胴上げされたうち、1人が着地に失敗し床で頭を強打したという。児童は病院に運ばれ、現在も入院中。 事故の約1週間前、けがをした児童の保護者から「子供の体にあざがある。注意してみてほしい」との相談があったため学校が調べたところ、9人は鬼ごっこの際にけったり、肩を手で殴り合う遊びなどを繰り返していたことが分かった。 井上校長は「けがは偶発的事故だが、放置すれば学級の荒れにつながりかねない構造がある。深刻な事態と受け止め強く指導したい」と話している。【林田雅浩】
by negative_opinion
| 2006-12-03 12:20
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