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働いている人は、ミスをしたり、業務上のトラブルに巻き込まれる経験が、大なり小なりあると思う。働いてなくても、例えば我々が子供の頃だって、悪気が無くても誰かの大事なモノを壊してしまったり、心身に傷を負わせてしまった経験が、大なり小なりあると思う。
そんな時、皆はどうする?どうして来た? 何かトラブルが起きれば、問題の建設的な解決や再発防止よりも、すぐ責任の所在に戦々恐々として、誰もが自らを省みることなく「自分だけ良い子」になり、自分の事には口を閉ざして自分以外の誰かを責める。老若男女を問わず、どいつもこいつも程度の差はあれ自分勝手だ。私も多少は身に覚えがある。我ながら勝手なヤツだと呆れる。 自称「運転上手」という人だが、小さな自動車事故を3回ほど経験した人の話を聞いたことがある。いずれも幸い人身事故には至らなかったが、客観的に見て、話した人には明らかに落ち度があったようだが、本人は下手に謝ると「不利になる」ということで、事故の相手には逆ギレしてどやしつけ、後は保険屋任せにして、都合の悪い事実は一切認めず、結局は一銭も払わずに済ませたことを得意気に自慢していた。こういう世渡りは「上手い」のだろうか?「気をつけてね…」としか言えなかった自分の不甲斐なさも相まって、暗澹たる気分になる。 エレベータの事故や、耐震強度の偽装事件、回転ドアの事故を、許しがたいと憤り、非難するのは簡単だ。でも、程度の差はあれ、社会生活を営んでいれば、いつか自分が加害者になってしまうかも知れない。 そうならないように、私達は最善を尽くしているだろうか?そして、不幸にも加害者の側に少しでも関わってしまった時に、見苦しくない対応が出来るだろうか…。 自分勝手な人ばかりの世の中(総論) <エレベーター事故>公社が故障内容を保守点検業者に伝えず [ 06月11日 03時00分 ] 東京都港区のマンション「シティハイツ竹芝」で都立高2年の市川大輔(ひろすけ)君がエレベーターに挟まれ死亡した事故で、このエレベーターが04年11月にブレーキ故障を起こした際の調査内容を、管理者の「港区住宅公社」が、その後、点検を請け負った業者に伝えていなかったことが分かった。今回の事故でも、かごの昇降を止めるブレーキパッドの劣化が事故原因の焦点になっている。メーカーや保守点検業者に加え、同公社にも管理責任という問題が浮上した。【宮川裕章、鈴木泰広】 事故機のエレベーターは04年11月6日、1階で扉が閉まったままの状態で止まった。翌日には隣の別のエレベーターが扉を開けたまま停止した。たび重なる故障に、港区住宅公社は製造元で保守点検も請け負っていた「シンドラーエレベータ」(江東区)に原因調査を依頼した。 約10日後、同社が住宅公社に提出した報告書には、事故機の故障について「ブレーキ作動不具合により停止。再調整後、正常に運転を確認。今後このようなことがないよう、一層の注意を払って点検させていただきます」などと書いていた。 保守点検はその後、05年度は「日本電力サービス」(多摩市)、06年度は「エス・イー・シーエレベーター」(台東区)が請け負った。しかし、04年11月の報告書をはじめ、22件発生したトラブルについて、公社は後任業者にほとんど伝えなかった。シンドラー社も文書などでの引き継ぎはしなかった。 毎日新聞の取材に、日本電力サービスは「事故機はやや故障が多いと担当者が聞いただけ」、エス・イー・シーエレベーターは「公社を通じ伝えられた前任会社からの不具合のリポートは3件だった」と話している。住宅公社は「口頭で引き継ぎを指示はしたが、実際に行われたかは最終確認していない」と認めた。 また公社幹部は「契約期間中に修理をして解決した不具合を、新しい業者に引き継ぐ必要はないと判断していた」と打ち明けた。ある保守点検業者は「トラブルの引き継ぎを業者任せにすること自体、管理者の責任放棄だ」と批判している。 <エレベータ事故>8日前点検、異常なし メンテ実態も捜査 [ 06月12日 03時00分 ] 東京都港区のマンション「シティハイツ竹芝」で都立高2年の市川大輔(ひろすけ)君(16)がエレベーターに挟まれ死亡した事故で、保守点検を請け負う「エス・イー・シーエレベーター」(台東区)が、事故8日前の定期点検で「異常なし」とマンションを管理する港区住宅公社側に報告していたことが分かった。警視庁捜査1課は、事故機の故障とともにメンテナンスの実態にも注目して関係者から事情を聴いている。 エレベーターの定期点検は月2回あり、エス社は今年4月から請け負っている。点検は「項目表」に基づいて▽ドアの開閉状況▽異音の有無▽巻き上げ機の状況――など約100項目をチェックすることになっていた。死亡事故は3日に発生し、直近の定期点検日は5月26日だったが、同日の点検結果についてエス社は「異常なし」と報告していた。 一方、事故機については、市川君の救出作業後にブレーキがかかった状態で「かご」が上昇したことや、ブレーキパッドが摩擦により劣化していたことが捜査1課の調べで判明している。また点検日の5月26日には事故機と別の「4号機」のエレベーターで扉が閉まる際に大きな音がするトラブルがあった。4号機も同日の点検対象だった。 捜査1課は、ブレーキに関する何らかの故障が事故原因に結びつく可能性があるとみて詳しい鑑定を進めている。あわせて、死亡事故の直前に「異常なし」と報告した点検のあり方にも問題がなかったかを調べている。エス社は「(5月26日も)熟練した技術者が点検したが、異常は見つからず、特別な調整はしなかった」と説明している。【宮川裕章、鈴木泰広】 情報開示の遅れ謝罪 シンドラー社長ら会見 [ 06月12日 18時02分 ] 共同通信 東京都の港区住宅公社マンションで高校2年市川大輔さん(16)がエレベーターに挟まれ死亡した事故で、製造元シンドラーエレベータ(東京)のケン・スミス社長らが、都内のホテルで記者会見し、情報開示の遅れについて謝罪した。3日の事故以後、同社が記者会見するのは初めて。 会見には、同社新設事業本部の西村智行本部長のほか、来日したスイス本社のエレベーター・エスカレーター事業最高責任者ローランド・W・ヘス氏らが出席した。 会見では冒頭、ヘス氏がスミス社長と連名のコメントを読み上げた。「被害者の冥福を祈り、遺族に哀悼の意を表します」と述べた後、「事実確認に重点を置きすぎたため情報開示が遅れてしまい、遺族や住民の皆さまらにおわび申し上げます」と初めて謝罪した。 保守点検の不備を示唆 スイスのシンドラー本部 [ 06月09日 09時39分 ] 共同通信 【ジュネーブ9日共同】東京都港区のエレベーター事故で、スイスのシンドラー・グループ本部は8日、同エレベーターが「1年以上、シンドラーの保守点検を受けていなかった」との声明を発表し、保守点検の不備が事故原因とみる姿勢を示した。さらに「これまで設計に起因する死亡事故の記録はない」とし、設計や構造に問題はなかったとの見解を強調した。 3日の事故発生後、スイスの本部による正式な声明発表は初めて。 事故については「深く遺憾」と、死亡した高校2年の市川大輔さんに弔意を表し、事故原因を究明するため「当局への全面協力」も表明した。しかし、日本の国土交通省幹部が製造元のシンドラーエレベータ社の対応を批判したことについては言及していない。
by negative_opinion
| 2006-06-12 18:58
| 社会
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