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1.法的に離婚原因として適正か?
離婚が認められる法的要件の一つに、「配偶者に不貞な行為があったとき」というのがある。「不貞行為」とは、配偶者のある者が自由な意思に基づいて、配偶者以外の第三者と性的な関係を持つこと・・・らしい。 別の要件の一つには、「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」というのもある。「夫婦の関係が修復不可能な程度まで破綻し、婚姻を継続させることができないと一般的に考えられる場合」だそうで、具体例の中には「性格の不一致」とか「性の不一致」がある。 となると、婚約前の交際期間中の風俗通いに道義的な問題はあるだろうが、少なくとも配偶者に出会う前の風俗通いは「不貞」に当たらないはずだ。 それから、「風俗通い」自体への許容度について「不潔!」として絶対に受け容れられない立場の人がいるとしても、それは潔癖な性格によるものである。 夫婦関係の修復が不可能で婚姻の継続ができないほどの「性格の不一致」であると認められれば、離婚原因になるのだろう。 実際、道義的経緯がどうあれ、生理的に配偶者を受けつけられなければ、法的な婚姻の前提である性交渉が成立しなくなるのは明らか。周りが社会通念を押しつけて説得しようとも、夫婦関係の修復は不可能だろうし、婚姻の継続は性交渉の観点から不可能である。したがって、本人が「無理」だと言うなら、サッサとビジネスライクに淡々と離婚すべきである。 ただし、個人的には当事者の状況には全く同情しない。その程度の事で結婚を破綻させるなら、最初から結婚なんてしなけりゃ良いのだ。 2.道義的に適正か? 一言で言えば、「婚前の風俗通いが離婚するほどダメというなら、結婚する前にダメ出しすれば良かったじゃん?それほど大事に考える話を、どうして結婚前に確認しなかったの?確認したけど騙されたの?」という話に尽きる。 その結果、いくつかのパターンによって微妙に対応は違うかも知れない。だが、いずれにせよ離婚原因にするほどの重要な要件なら、結婚前にそういう要件を相手に通告して、それらの要件これに抵触しないことを相手に念押ししていたかが道義的なポイントだ。 何しろ「価値観の違い」は現実だ。完全一致するのは有り得ないと思う。自ずと、本人にとって「言わずもがな」の事であっても、社会通念に関するものなら、なおのこと相手に通用するとは限らない。特に「性風俗」の利用は微妙である。アンダーグラウンドの本音で言えば「性風俗はOK」あるいは「性風俗は望ましくないが容認する」とする者を合わせれば過半数を超えると思うが、建前論として言えない立場の人が多いうえ、性風俗も今は多様化しており、業態によって可否の意向が分かれるかも知れない。いずれにせよ客観的なデータが無い中で、これらの状況が問題を複雑にしている。 若干の社会経験による個人的な印象で述べれば、程度の差はあれ「少なからぬ割合の男」が「性風俗」のお世話になっているだろう・・・とは思う。さらに、「廓」の時代から「青線・赤線」の時代も含めた風俗業界の社会的意義や歴史的経緯も含めて言えば、社会秩序を維持する観点から「必要悪」と合理的に考える「男の本音」は根強い。 昔は、廓や赤線・青線の女性にプロ意識と心意気があったようで、廓は「性教育実習の場」であり、無垢な男に「女性の(紳士的な)扱いを教える場」でもあったらしい。だから、たとえ公教育や家庭教育に性教育が無くても、むしろ昔の男の方が総じて紳士的でオーソドックスな性生活が出来たものと思われる。成田空港が無かったとはいえ、成田離婚は無かった。 しかし、今どき以上の経緯や考えを表立って言う行為は、現代社会における人権と平等の建前がある以上、立場と影響力がある人ほど絶対的なタブーである。 それから、性風俗の利用経験や利用頻度などについて、全容を正確に把握できる客観的なデータが無い。しかも、実態としては社会的なセグメントによって、利用経験や利用頻度の状況が違うだろう。そうなると、男性をひとくくりにして、社会通念から「風俗通いは男性にとって一般的な行為であり、問題行動でない」とまでは言い切れない。 契約社会の米国流なら、結婚前に離婚時の対応を考えて双方の権利と義務を契約として文書化するのだろうが、日本では口にしにくい利権や性の事まで離婚を前提に明文化して契約する事に違和感を覚える人が多いだろう。 日本では今でも結婚は男女の夫婦が生涯を共にして添い遂げるのが前提で、夫婦は同居して子作り・子育てに励み、「お家」の承継と興隆を目指すものだ・・・、という価値観が前提で制度設計されている。今の実態がどうあれ、このような建前論が社会通念としても根強いから、このような立場の人にしてみれば、そもそも「角の立つ」「エグい別れ話」を想定するのがタブーである。 だから、腹を探り合うように、結婚相手の本人はもとより、親族・友人など周辺のプロフィールや言動の一挙一動に神経を張り巡らせて想像力を発揮し、直接、訊けない事項に問題が有るかどうかを判断する。無難な方法の定番は、昔なら由緒正しい家柄の出自と堅実な学歴をベースに、本人と育て親が実直・誠実な人柄かどうかを見極めることだったが、今は家柄や学歴は保証にならないし、親の教育や躾のレベルが低下しているのでアテにならない。 となれば、米国流に何もかもオープンに検証し、契約ベースで合理的に対応するか、これまでの日本流でやるなら、結婚後に離婚原因になるようなリスクを抱える覚悟で結婚するかの二者択一である。 少なくとも、結果的に婚前に確認しなかった問題については、確認しなかった側にも道義的な責任の一端がある・・・、というのが私の考え。少なくとも風俗通いをした側に全ての負担を負わせる発想には賛同しない。私から見れば男性側の不貞とは思えないので、慰謝料や養育費が男性側に発生するとは思わない。むしろ、女性側からの一方的な婚姻関係の解除なので、慰謝料や諸々の費用は女性側が負担すべきと考える。もちろん私の個人的な素人考え。その裁定は当事者の協議次第だし、揉めたら家裁で争うことだ。 結婚して3ヶ月で離婚 2011年10月24日 07時00分 最近、私の周りで3ヶ月で離婚した方がいたのですが、実はこれで2組目。どちらとも親しくないので原因はわからないですが、一生ともに歩むことを誓ったのに3ヶ月ってどういうこと?と思い、教えて!gooを調べていたら、こんな質問がありました。 「3ヶ月で離婚はどうでしょうか?」 質問者toytoy123456789さんは、新婚3ヶ月にして結婚前に夫が過去に風俗通いをしていたことが判明し、そんな人の子どもは産みたくないし、離婚するしかないのではと思っています。 この質問にたくさんの意見が寄せられていたのですが、奥さんへの批判が集中しました。 ■過去の風俗通いは許して当然? 「結婚前でしょう。関係ないよ。それに風俗は離婚理由になりません」(noname#135170さん)に始まり、 「大半の男は行っています妻が居ようが、彼女が居ようが別物です。男はそういうものだと思っては如何ですか?風俗に行ったことない男を捜す方が難しいと思います」(goookさん) 「世の中の男性が結婚する前に風俗経験が全く無いって事は有り得ない話です。それ位はわかりますよね?私的にですが風俗経験全くなく、結婚した方が怖いです」(mama4615さん) というように、男は風俗経験があって当然!許すべき!という意見がかなり見受けられました。 ■傷が浅いうちにとっとと別れるべき? これに対し、奥さんの方を援護する方もいます。 「こんなの許すから男が付け上がるんですよ。最悪、病気持ってきて移されますよ(中略)…結婚して3ヶ月だろうと、許してはいけません。仕事を真面目にする、本物の頭いい男は風俗なんかに時間とお金出しません」(spicepan69さん) 「結婚前に風俗に行ったくらいで、と言う男性なら、結婚前に、奥さんが風俗で働いたことがあっても、OKなんでしょうね。私は、浮気より風俗の方がイヤですね。風俗で働く女も、風俗に行く男もキライです」(noname#134921さん) さらに全く同じ経験を持つ方も、 「結婚後も主人は常連さんでした。その事実を1年半前に知りました。結婚10年です。いいじゃないですか、3ヵ月だって何日だって」(akaaosirokiさん) というように、援護する方はさっさと別れるべし!とすすめていました。一方、 「変えられない過去を責めるのは、彼がかわいそうだと思います。できれば、彼にチャンスを与えてほしい」(you-bさん) という優しい方も。 過去の風俗通いを許すか許さないかはその人の感性です。世の中の男のほとんどが行くらしいし(これの客観的なデータはあるんでしょうか)、許してあげよう!という人は多いようですが、嫌なものは嫌なのです。私の場合、風俗での行為がどうこうというより、お金を払ったとしても「この女なら遊んでもいい」と思うその性根が嫌。だからこそ逆に、許せる女は器が大きいと思います。許せる女が素敵か、自分の気持ちに正直にさっさと別れる女が素敵かはその人の美意識次第。私は前者に憧れつつも後者になるんだろうな。 花守深雪(Hanamori Miyuki)
by negative_opinion
| 2011-10-24 12:24
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