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報道にある痴漢事件には、言わずもがなだが次のシナリオが考えられる。
1. 男性は実は痴漢をしていたが、被害者の証言が認められず最高裁で無罪になった。 2. 女性は実際に誰かから痴漢されていたが、最高裁判決通りの冤罪だった。 3. 痴漢は架空で、女性の言いがかりに男性が巻き込まれた。 決定的な客観的証拠が無い中で、真実は神のみぞ知る。 論評は上記の3つのシナリオのどれを前提にするかで全く異なるが、不毛である。強いて言えば、もし、真実が3.のシナリオだった場合、被害者と自称する女性に天誅を望む。 いずれにせよハッキリ言えるのは、女性も男性も痴漢事件に巻き込まれたくない人は、巻き込まれないように自衛しましょう、ということ。 社会システムとして痴漢防止を担保するには、公共交通機関は普通のお風呂屋さんやプール、公衆便所と同様に、男女が乗る場所を完全に分けることだ。カップルはもとより家族も男女で別々の場所に乗って移動する。女性専用車の登場でも賛否両面から議論百出だったが、現状の社会通念からは極論と退けられることだろう。だが、私はそうなっても構わないと思っている。 逆説的だが、社会システムには頼れない。男女が同じ空間にいる限り、「でっちあげ」を含む痴漢の悲劇はなくならないのだ。 結局は、自衛に尽きる。自衛の方法を本気で議論すべきだろう。 痴漢に巻き込まれたくない全ての男は、公共の場で全ての女性が自分を痴漢にでっちあげると考えて、そういう前提で自衛すべきだ。一方、痴漢されたくない女性は、全ての男を痴漢だと思って自衛すべきだ。 私は男なので、電車のような乗り物の中では見知らぬ女性と隣り合わせにならぬよう最善を尽くすし、不可抗力でそうなってしまった場合は、両手を誰もが見える位置に置くため、吊り革や柱を万歳して握る。大きなバッグを持って満員電車に乗る時は地獄であるが、とにかく自衛するしかない。こんな気持ちで女性を見ているので、どんなセクシーで美しい女性が傍らにいたとしても生理反応が生じないし、仮にそのような女性が痴女の痴漢で私を挑発し、私の身体に触れて来ても、決して生理反応を生じさせないように立ち振る舞う事を誓う。 男である前に、一人の社会人として、いかなる事情や経緯にかかわらず痴漢の汚名を着せられて人生を台無しにする事だけは避けたい。その一心だ。 いっそのこと、制度化が無理と知りつつ敢えて書くが、物理的に痴漢ができない形状の手袋を両手につけて公共交通機関に乗ることも考慮すべきだ。保護手袋をつけない人は痴漢の意思があると思われてしまうようになってしまえば良い。 女性の自衛方法としては、女性専用車に乗るのが最善だが、常時あらゆる場合をカバーできない。胸や足腰に貞操帯のような甲冑を装着するのも良いだろう。今後、通勤・通学ファッションとして定番化することを望む。痴漢拒否の意思表示にもなるだろうし、それを装着しないと痴漢OKと思われてしまう・・・という風潮になれば、普及も加速するだろう。 こんな下らない事を書く私を心の底からばかばかしいと思う。でも、現実そういう世の中になった。 <痴漢逆転無罪>名倉さん「胸すく思い」 捜査怒り笑顔なく 2009年4月15日 00時31分 「初めて胸のすく思いです」。通勤中の満員電車で痴漢をしたとして強制わいせつ罪に問われた防衛医科大教授、名倉(なぐら)正博さん(63)は14日、3年がかりで勝ち取った最高裁の逆転無罪判決をそう表現した。しかし、約1時間に及ぶ記者会見で笑顔はほとんどない。「他にも犯罪者の汚名を着せられている人がいる。有頂天にはなれない」。人生を一瞬で暗転させた捜査や裁判への怒りと強い不信感がにじんだ。【銭場裕司】 95年に女子高の国語教師から大学講師に転身した。助教授から教授(国語・国文学)に昇格したわずか18日目の06年4月18日、通勤中に突然逮捕された。 「やっていない」。言い分に耳を傾ける警察官はいなかった。「DNA鑑定をやる」。そう告げられた時、「無実と分かる」と喜んだ。しかし、なぜか鑑定は行われなかった。拘置期間は30日に及び、研究室や自宅に捜索が入った。最初の1年は気の抜けた状態になり、その後は「自分を立て直そう」と自宅で論文だけは書き続けた。 逆転判決は妻や長女とともに法廷で聞いた。その瞬間「信じられず急に全身の力が抜けた」。閉廷後、弁護士らと握手を交わす。しかし表情は崩れない。続いて東京・霞が関の司法記者クラブで開かれた記者会見で「今日、最高裁に来るまで収監を覚悟していた。当たり前のことをなぜ分かっていただけないのか。司法に対する不信感が渦巻いていた。判決が(証拠の)不合理な点を認めた点は胸のすく思い」と言葉を選ぶように語った。 「きちんとした初動捜査なり、証拠の検討がなされたのか。人の一生をどう考えているのか」と捜査・司法への怒りの言葉が並ぶ。被害女性に対しては「悪意があったなら憎むが対立した場面もない。何も申し上げられません」とだけ述べた。 支えとなった妻に質問が及ぶと涙声に。無罪判決の後「僕も家内も涙がにじんで何も言えず『ありがとう』とだけ言いました」と明かした。防衛医大は14日、名倉さんの復職に向けた手続きに入った。
by negative_opinion
| 2009-04-15 17:45
| 社会
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