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記事が指摘しているような、ごもっともな結果論はナンボでも言える。
それにしても、メジャーな民放TV局なのに、その程度の結果を予測できなかったのか?マーケティングと企画能力はどうなっているのだろうか? その時間帯の視聴者像が誰なのか見えていて、視聴者のセグメントを簡単に分類できるのだろうし、定番化している競合相手(NHKニュース)の特性や競合力が解っているのだから、何をすべきか、達成できる視聴率がナンボになるか、自ずと決まって来ると思う。 経営者・管理職とサラリーマン、あるいは経営企画と現場といった部門間の消極的な論理の悪循環で、「八甲田山・死の彷徨」のような状況に陥ったのではないだろうか? すなわち現場を知る者が合理的なプランをたてても、経営者や経営企画部門から一方的に合理性の乏しい目標と予算を押しつけられて、現場がシラけて帳尻あわせのような志の乏しいプランに逃げ込むのだ。 結局、経営者と現場に志を共にするキーマンが必要だが、お互いの立場から薄っぺらな「押し付け合い」をやっている内に、共倒れになる。 最もシラけるのは、現場の実務スタッフ達であり、シワ寄せが来る下請けの制作会社だろう。 素人意見を勝手に述べれば、過度な高視聴率にとらわれず、徹底的にセグメントを絞り込む。ニュース番組に限らず、絞り込んだセグメントをガッチリつかまえるコンテンツにする。セグメントを絞り込めば、低予算でも満足度の高いコンテンツにする。絞り込んだセグメントに応じたスポンサーを確保する。1クールのダメ元で、いかに割り切って試してみるかが必要だと思うが・・・。 業績が落ち込むと、目先の収入や業績の確保で、ますます冒険が出来なくなるから、チヤホヤされて育ったサラリーマン根性の経営者による上場企業は悪循環に陥るのだ。実績が無く言い訳できないトライアルよりも、悪い結果が見えていても言い訳できるプランを平気で採用するから。 これは業種・業界に限らず、ありがちなケースだろう。 小林麻耶アナ「カチカチ」 TBS新ニュース苦戦のわけ 2009年4月2日 12時16分 ( 2009年4月2日 19時13分更新 ) 鳴り物入りで登場したTBSの新報道番組が、苦しいスタートとなった。夕方6時台の民放ニュースでは視聴率が最低、7時のNHKニュースとは、なんと10ポイントも引き離された。バラエティの小林麻耶アナ起用では、中高年のハートを射止められなかったのか。 視聴率が前半5.9%、後半7.1% やれ、どんなふうに変わるのか、と見た人もいたに違いない。 TBSを退社してフリーに転身した「マヤヤ」こと小林麻耶アナ(29)。その報道キャスターデビューとなる新番組「総力報道! THE NEWS」の前に、こんなCMを繰り返し見させられたからだ。 「私は変わります。TBSは変わります」 ふたを開けて、いざ初日の2009年3月30日。夕方5時50分から始まるこの大型2時間番組で、麻耶アナはまず、「番組が皆さんの生活の一部になれるよう頑張ります」とやや硬い表情であいさつ。公約通り、そのスマイルを封印してもキャスターらしく振る舞うのに努めていた。 バラエティ番組では、とびきりの笑顔を披露しているマヤヤ。その表情と比べて、痛々しく感じた向きもあるかもしれない。また、「Qちゃん」ことマラソン五輪金メダリストの高橋尚子さん(36)も、スポーツキャスターとしてデビューし、麻耶アナと豪華タッグを組んだ。 しかし、TBSが意気込んだこの報道番組は、初日は、関東地区の視聴率が、前半5.9%、後半7.1%。夕方6時台の民放4局のニュースでは、視聴率が最も低く、この日17.0%の視聴率だったNHK「ニュース7」には、10ポイントも引き離されてしまった。WBCや映画「おくりびと」で吹いた追い風が途切れてしまった形だ。 麻耶アナは、話題になったNHKの「テレビの、これから」で、スマイル改造に取り組む姿が異例な形で公開された。新人時代に戻った気持ちだったといい、自らのブログ日記で、番組終了後の3月31日未明、こう本音を漏らした。 「初めての放送、THE NEWSでは、とても緊張してしまい・・・カチカチになってしまいました。伝わってしまいましたね。ごめんなさい(><)」「視聴率が特に低いわけではなく、痛み分け」 かつてはドラマやバラエティの独壇場だった民放のゴールデンタイム。それが報道番組に力を入れるようになったのは、若者のテレビ離れによってターゲットが中高年になったことが大きいとされる。NHKのニュース番組が中高年の支持を集めているのに、民放が目を付けたわけだ。 しかし、放送評論家の松尾羊一さんは、夕方のニュースは、視聴率が低くて当然だとみる。 「夕方は、サラリーマン、OLが帰っておらず、主婦か定年退職者ぐらいしか見ないので、みなだいたいネタが決まっているんですよ。午前中に取材した動きや絵のあるホットニュースを流すわけですが、主婦に関心ありそうなデパ地下やゴミ屋敷の話題など、各局が共通して追っかけるようなものばかり。民放の中でTBS の視聴率が特に低いわけではなく、痛み分けということでしょう。2時間にして宣伝を打っても、TBSだけ視聴率を稼ぐことはありえませんね」 さらに、バラエティ出身の小林麻耶アナ登用については、手厳しい見方だ。 「40 代以上の主婦や定年退職後の高齢者は、バラエティタレントは『訳が分からない』と興味ありませんよ。いつも同じことをやっているので、飽きられてしまっていることもあります。共同通信出身の男性キャスターと2人だけでは、今ひとつ華がありません。このままいけば、久米宏さんもう1回、ということになるかもしれませんね」 NHKニュースの視聴率がいい理由については、「時計の針みたいに、その日の区切りとしてNHKにチャンネルを定時に回す習慣ができているのでしょう。それなら、客観的にストレートに流すだけでいいわけです。強固な全国ネットを持つNHKには、情報収集力でもかないません」と分析する。 そんな中で、夕方の民放ニュースに活路はあるのか。松尾さんは、こう言う。 「報道番組は、安上がりでできるということもあるのでしょうが、自局アナを育てていないから、こういうことになるんですよ。また、番組内容も、生ものを独占中継したり、リポーターを使った特集に力を入れたりするなどしない限り、視聴者をもっと獲得できないでしょうね」
by negative_opinion
| 2009-04-03 07:47
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