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この報道を見かけて、私は安心した。私がいま失業しても、少し発想を変えれば仕事に就けそうだし、それだけでなく、こんな私でも役に立ちそうな職場が色々あるな、と思えるからだ。
ところが各種メディアや私の周辺を見て職業選択や仕事に対する今どきの日本人の考え方を総合すると、次のようである。 1.好きな仕事でないと、ヤル気が出ない。 2.綺麗で快適、カッコ良くトレンディーで、ラクな仕事でないと、続かない。 3.高給でなくては、豊かになれない。 4.責任を負わされるのは、まっぴら御免だ。 5.競うのも競わされるのも嫌だし、気の合う者だけで仕事を済ませたい。 6.気乗りしない時は好きなだけ休みたい。 7.失業の心配が無くて生涯ずっと収入と身分が保証されないと困る。 8.周りからチヤホヤされて、仕事の役得が無いと、楽しくない。 9.達成感や社会貢献を実感できる仕事だと嬉しい。 逆に言えば、これらが仕事や社会に抱く不満要素である。こういう不満に折り合いをつけられない人は、どんな仕事に就いても生涯ずっと満足できないだろうな、と思う。 それから、人間の欲望や動機(モチベーション)は、生命維持に要する最低限の生活確保まではシンプルだが、そこから先は「相対的」になる、という趣旨の話を聞いて、そうだと思った。 ここまで書いて眺めていると、かつて女性が結婚相手に求めた「三高(高収入・高学歴・高身長)」という条件が浮かんだ。仕事にしろ結婚にしろ、生活基盤だから、条件が良くて快適に越したことはない。 だが、人生の意義や幸福とは、もっと深い所にあると思う。恐らく、多くの人はイメージとしては「Yes」だろう。しかし、現実は今後も変わらずセコセコと上記の要素をどれもこれもと欲張りながら追い求めるだろう。 何故ならば、多くの人にとって今の状態が身の丈を超えた豊かさなので、それを失うのが本能的に怖いからである。しかも、相対的な豊かさや有利さを求めようと欲張る。だから、不確定な挑戦をするよりも、先が読める実績のある事に頼りたいのだ。 例えば稀に見る理数系の素質に恵まれ、あらゆる難関大学の入試に合格できる秀才の親は、薄給で将来の地位が保証されない技術者や学者を目指さないように悲観的な将来像を吹聴し、比較的学資のかからない国立の医学部へ誘導するものだ。医学や救命には元々興味が無いから、ローリスクで高収入、ハイセンスで休みの取りやすい都会の開業医を目指す。そして、「言い値」で高額請求できる自費診療、例えば各種予防接種や花粉症の注射、あるいはヒアルロン注射を打ちまくり、さらにはプロペシアやED治療薬を処方しまくって過ごすのだ。 誰もが閉塞感を感じているクセに誰も当事者能力を発揮せず、自らは挑戦しないで参加意識もなく、ただ為政者や雇用者にブーブー言って甘えるだけである。イジりやすいお人好しを体よく学級委員にさせて、皆でブーブー文句を言って学級委員を突き上げるだけの学級会みたいなものだ。もしくは、家庭で躾ひとつしないで来たクセに、教育委員会に言うぞと脅しながら教師や校長に無理難題を言って突き上げる親のようなものだ。 それでも首相が「何かありませんかと言うんじゃ仕事は見つからない。目的意識がないと雇う方もその気にならない。」と激励を兼ねたアドバイスを言えば、「冷たく非情で的外れな、とんでもない首相だ。」という批判を浴びてしまう。「おー、かわいそう、ヨシヨシ。じゃぁ国が失業者全員にひとり1千万ずつあげるから、景気が良くなるまでの間、しばらく遊んで暮らしなさい。」と言えば名総理なのだろうか? 恐らく、財政が厳しいのに偏った保護だ、高齢者や介護者はいいのか?と非難される一方、当の失業者からは「ひとり1千万じゃ足りなくて遊べない」と文句を言われるだろう。 農業も接客業も「人手不足」 「職がない」は本当なのか? 2008年12月19日 19時03分 ( 2008年12月19日 20時02分更新 ) 企業の業績悪化の影響で、派遣労働者の契約を途中で打ち切る「派遣切り」が相次ぐ中、居酒屋チェーンやタクシー会社などに人材を募集するところがたくさん出てきた。農業や介護などでも人手不足の傾向が続いている。厚労省では「肉体労働がきつくて、給料が安い仕事が敬遠され、人手不足になっている」といい、どうやら「どこもかしこも全く仕事がない」ということでもないようだ。 モンテローザやMKタクシーなど人材確保に動く 居酒屋「白木屋」「魚民」などを展開するモンテローザは 2008年12月19日、雇用調整で失業した派遣社員や正社員を対象に、全国で最大500人を同社の正社員としてあらたに雇用する、と発表した。採用職種は居酒屋でホールやキッチン業務を行う店長候補で、年齢や経験は問わない。同社は「年間100店舗をあらたに出店する予定で、店長候補として人材を確保するため」と説明しており、「派遣切り」などが多い地域で有能な人材を確保する構えだ。 08年12月に入ってからは、MKタクシーが、従業員を1年間で1万人増員する計画を発表している。九州のタクシー会社も大量採用の方針を明らかにしている。ほかにも名乗りをあげた会社があり、企業がリストラをすすめる一方で、「有能な人材を獲得するチャンス」と見て、あえて採用を増やす企業が一部で出てきているようだ。 厚生労働省が発表した2008年10月の一般職業紹介状況によると、10月の有効求人(8~10月に有効の求人)は前月に比べ2.1%減っている。求職者1人あたりの求人数を示す有効求人倍率は0.80倍で、前月を0.04ポイント下回った。正社員の有効求人倍率はさらに低くて0.52倍となり、前年同月を 0.10ポイント下回っている。 これだけ見ると「仕事がない」という雇用情勢の悪化が見て取れるかたちだが、一部では、「人材不足」を意味する、有効求人倍率が1倍を超えている職業もある。医師、歯科医師、獣医師、薬剤師(6.05倍)、保健師、助産師、看護師(2.4倍)、医療技術者(2.04倍)で、主に医療関係で人手が足りていない。ホームヘルパーなどの介護関係職は2.36倍だった。また、「接客、給仕」が3.08倍、保安の職種4.16倍、ドライバー1.27倍と、人手不足は深刻だ。 大分の農業現場では「全般的に人手が足りない状況が長年続いていた」 厚生労働省職業安定局雇用政策課はJ-CASTニュースに対し、 「求人数は増えていないが、肉体労働がきつく、給与が安い仕事は敬遠され、結果的に人手不足になっているようだ」 と指摘する。 大分市は、JAおおいたと連携して、農業生産現場で失業者50~60人のパート従業員を確保する失業対策を打ち出した。大分キヤノンや東芝大分工場で働く非正規社員が大量に解雇されていることから、市がおおいたJAに働きかけて実現した。 おおいたJA大分市地域本部は、「全般的に人手が足りない状況が長年続いていた」としており、市園芸畜産課によれば、キヤノンの工場などに「もっといい仕事がある」ということで、長続きせずに辞めていくケースも多かったという。市では今回の失業対策は、人手不足の解消の機会になるとも考えているようだ。 市園芸畜産課の担当者は、 「これまでは、農家が求人情報を掲載してもなかなか人が来ないという現実があった。探せば、人手不足のところがある。全く仕事に携われない人に、農業の仕事をして頂き、人手不足を少しでも補えれば」 と話している。 <麻生首相>ハローワークを視察 東京・渋谷 2008年12月19日 12時26分 ( 2008年12月19日 16時26分更新 ) 麻生太郎首相は19日午前、非正規雇用の削減や就職内定者の取り消しなど雇用環境が急速に悪化していることを受け、東京都渋谷区の「ハローワーク渋谷」を視察した。 首相は、パソコンで求人情報を検索するシステムの利用状況などについて説明を受け、非正規労働者の雇用問題のため設置された緊急特別相談窓口などを回った。 視察後、首相は「求人が極めて厳しい状況であることが分かった。政府としては、できるところからやっている。企業への要請も当然だが解雇や雇い止めに対してもきちんと対応するのも当然だ」と記者団に語った。 首相はまた、視察の狙いについて「政府の対策が(現場に)下りているか分からないので訪れた」と説明したが、雇用問題に積極的に取り組む姿勢をアピールし、支持率上昇につなげたいとの思惑もあったようだ。【木下訓明】 首相ハローワークへ、また的外れ発言? [2008年12月19日12時53分] 麻生太郎首相は19日午前、東京都渋谷区のハローワーク渋谷を訪れ、非正規労働者向けの緊急特別相談窓口を視察した。職を探す若者に対し、首相は「何かありませんかと言うんじゃ仕事は見つからない。目的意識がないと雇う方もその気にならない。何をやりたいか決めないと就職は難しい」と声を掛けた。 目的があっても仕事を見つけるのが困難な雇用危機の最中だけに、首相の発言には「的外れ」との批判も出そうだ。 首相はパソコンを使った求人検索コーナーで、自らパネルに触れて操作。視察後、記者団に「政府が思い付く限りのことはすべてやらせていただいている。ハローワークが雇用への意識を持って緊急対応しているのが分かった」と強調した。(共同)
by negative_opinion
| 2008-12-20 15:23
| 社会
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